小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2008.04.05
小池 祥子
Sachiko Koike
おはようございます。
今朝PCを開いて、ニュースをチェックしていたら
驚きの内容が!
「甘利経産相が、平成24年までに家庭用照明の白熱灯を完全廃止とし、
電球型蛍光灯へ総入れ替えしていく」
と発表した。
・・・というもの。
以前から聞こえていたし、海外でもそういう取り組みの国がありますね。
理由は、『温暖化対策』。
・・・極端です。
前置きしておきますが、温暖化は深刻な問題だということは
私も、認識しています。
小さなことから始め、無駄にアイドリングしないようにしたり、
エアコンの室外機の熱も気になっていました。
しかし、住まいの提案に関わる一人として、
今の本音を言わせて下さい。
こういうことは、具体的に現在新築&改築中や、検討中の方を
完全に迷わせるし、われわれ提案者も、どうしていいものか、
全く、通達を受ける術がありません。
だいたい、照明器具メーカーのカタログを開いても、
ミニクリプトン球(白熱灯)は圧倒的に商品数はあるし、
蛍光灯のラインナップにデザイン性などは、
なんだかな~的なものが多い!
日本の住まいの”ゆらぎのあかり”。
蝋燭の行灯のあかりと、”和”の風情。
蝋燭生活は現実的ではなくても、
高度成長期に発達した蛍光灯パーン!明るい!という住まいから、
徐々に白熱灯の充実と共に、明と暗の美しさを味わうことの
”住まいのメンタル的な豊かさ”を感じる照明計画が
定着してきたのに、
器具の特徴や、
色温度、
特性
などを知らずに、
「はい。全廃します。」
というのは、極端ではないでしょうか。
ちゃんと、現在使用になっている白熱電球仕様の器具は全て、
・”こういう対応”で問題なく移行できます。
・こんな小さな蛍光ランプも登場して、
・ランプのイニシャルコストも下げましたし、
・調光も出来ます。
・・・ですから、全廃してもリスクはないのです。
と、
補足部分を確率してから、発表して下さいよぉ~!!
この問題は、とても、大切な話でして、
地球温暖化対策や、
ランニングコストの軽減のために、蛍光灯にしたい!
という方と、真逆なところに、
蛍光灯の電磁波に苦しむ、”電磁波過敏症”のかたも
いらしゃるのです。
しかも、少なくないようです。
現在も、その、真逆のプランニングをしています。
後者のかたにとっては、切実な話ですよ。本当に。
その辺は、新蛍光灯はどんなものになるのかを説明して下さい!
甘利さん!
朝から怒っているこいけでした。
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