小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2009.01.10
小池 祥子
Sachiko Koike
昨晩の出来事。
あまりにショッキングな出来事だったので、
あえて、皆さまにも恥をさらします。
昨晩のおかずは、秋刀魚がメイン・・・の予定でした。
解凍さんまではありましたが、肉厚の油の乗った秋刀魚をゲットし、
家族の分を焼き、
そろそろ帰宅する夫の分を最後に焼いているときに
事件はおきました。
解凍ものだから、内蔵を取り除いて、半身に切って焼きました。
丸ごと焼くのと違って、油が出ます。
一回目の油を洗って、夫のを焼けばよかったものを、
嫌な予感がしつつも、簡単に撤去した程度で、
夫の秋刀魚を焼きだしてまもなく・・・。
バチバチといつも以上に勢いのある音が。
グリル内に火が回っています。
ここまでは、以前にもありました。
取れたての秋刀魚のときなど。
でも、一応、火を止めました。
しかし、燃えてる様子。
こんなときに限って、トイレで娘が
「あかあさ~ん、きて~。」
と、呼んでいる。
次男が、
「おかあさん、火が出てる!」
そうです。
グリルの上、つまり、噴出し口のルーバーから、
上へ火が出始めたではないですか!
娘どころではありません。
落ち着けー落ち着けー
と、自分を促し、
以前テレビで観た、
”いきなり水をかけると逆効果。
ぬれたタオルでふさぐ。”
というような映像を思い出し、
手元のタオルをぬらし、
ルーバーにかぶせました。
しかし、タオルを燃やすほどの勢い!
相当な危険を感じた私は、
おびえる息子たちに何かあっては大変!と、
とっさに、119へ電話。
処置を仰ごうと思ったのです。
最初、署員さんは、変な電話だと思ったらしく、
のんきにしています。
そのうちに、火は、30センチ以上も、上がるように!
状況がわかった署員さん、
いきなり、慌てている感じが伝わってきました。
私は、その間に、もっと厚手のタオルをぬらし、
さらにかけました。
火柱が、換気扇に引火したら、もう、おしまいだと
思ったからです。
キッチンは、煙でもくもく。
よく分かりませんが、ストーブをけして、勝手口を開けて、
携帯を息子に持たせて、
娘には、トイレから出てもらって・・・。
と、もう、必死!
「消火器は使えますか?」
「使えません!」
「使える人は、そばにいる?」
「いません!」
3メールルくらい離れたところにある消火器を
とりに行くのさえも、時間の無駄に思える深刻な状況でした。
メラメラとした炎が、ルーバーから上がっています。
「水をかけて下さい。」
「水、大丈夫なんですね?」
「大丈夫です。やってみて下さい。」
「やりますよ!ほんとにやりますよ!」
ボールに水をいれ、
ルーバーからいれるものか、
火のついたグリルを引いて、水をいれるものか、
一瞬なやみ、グリルを引いて、水を投入!
「ジューーーーッ。」
と音を立てて、白煙と共に、・・・鎮火しました。
その後、電話の消防士さんは、
どこか、くすぶっていても危険だからと、
確認に来て下さいました。
大丈夫でした。
鎮火したあと、
振るえが止まらず、
消防士さんが、確認して大丈夫ですと、
帰られたあと、
腰が抜けました・・・。
立ちすくむ、息子たちを抱き寄せました。
証拠写真がこちら↓
炭になった秋刀魚。
奥に見える消火器。期限は切れていました。
消防士さん曰く、本体の管理状態がよければ、20年でも使用可能とのこと。
ただ、キッチン用には、携帯型の消火器(スプレー式)があるとよいでしょうとのこと。
煤で黒くなった、換気扇フィルター。
年末の大掃除で、真っ白にした換気扇でしたが・・・。
今回の一番の原因は、
築13年分使用したグリル内の付着した油への引火だそうです。
よくあるケースらしいですが、
やはり、火が、換気扇にまわると、大火事になるそう。
あとから、気が付くと、そばに、
揚げ物用の油の入った鍋があり・・・(大汗)。
本当に、本当に、怖かったです。
晩御飯は、一口も喉を通らず・・・でした。
教訓として、皆さまへも、お伝えいたしました~。
ふう。
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