以前、何かのビジネス本で、

「事務処理や、デスクワークで忙しくても、
そこからは、利益はうまれない。
クライアントに請求書をだし、
入金があって、初めて、仕事といえる。」

・・・的な内容が書いてあり、
当たり前のことだけど、とても衝撃を受けたのを覚えています。

厳密には、事務処理や、デスクワークがあってこその
現場仕事なのだ。という議論はありますが、

いうなれば、
忙しがっているときに、

「おい！仕事してる気になってない？」

と、つつかれたような衝撃で、
忙しさの意味を考えさせられる言葉だったんです。

いくら、頑張っても、
途中で、予算面や、様々な要因で、
暗礁に乗り上げる案件って、あります。
結局、白紙になるプロジェクト。

回収できないと、仕事とはいえませんもんね。

嬉しいことに、ここ数ヶ月の間に、
いろいろな方から、
料金表のご要望がありました。

お願いするときの参考にしたい・・・と。

そこで、この機会に、今までのガイドラインを整理して、
改訂版を作成してみました。

そこで、思ったこと。

私の仕事は多義にわたるので、
ケースバイケースなところもあり、
仕事をすればするほど、
報酬基準が、あいまいになっていたと痛感。

そして、昔より、場馴れして、ちょっと臆病な自分がいました。

10年以上も前に、独立を決心したときの方が、
よほど、流されずに、自分の仕事の金額を提示していたように思います。

いくら、時代の景気の影響とはいえ、
以前よりも、同じ仕事での報酬額がずっと下がっていることも痛感。
どうりで、満足感が無いわけだ（汗）。

仕事の上での”自分の価値”って、最終的には、金額で評価されるもの。

それは、私だけでなく、
外資系の企業なんかもそうですよね。

言葉や、メンタル面での評価も勿論、うれしいし、
大事な要素だけど、
それだけでは、ビジネスとはいえない。

自分の仕事に自身をもって、

自分の価値を高めることも、大事！

自分の望むお仕事をしたいなら、なおさら！

・・・と、痛感しました。

美の巨匠　ウイリアム・モリスの言葉に

「住まいは暮らしを楽しむために美しくあれ。」

とありますが、

シンプルなこの言葉が、最近、一番好きなメッセージです。

ぽちっと、よろしくお願いします。↓