小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2011.06.17
小池 祥子
Sachiko Koike
昨日、長男を送った後、次男の靴を買いに車を走らせていたとき、
「ぼくね、ときどき考えると泣きそうになるんだ。」
と、次男。
「どうしたの?おにいちゃん。」
と、娘。
「ぼくがおかあさんの子供として産まれたのは、
”たまたま”とか、”偶然”じゃないと思うんだ。」
「だって、3人の兄弟も、似ているし、
3人がいて、兄弟って思うし。
おかあさんという人がいなかったら、
僕は、今、どこかにいるのかな?
とか、
おかあさんがいなかったら、僕は存在していなかったのかな。
とか、考えることがあるんだ。
もしか、おかあさんが僕のおかあさんじゃなかったらって
考えたりすると、涙がでそうになるんだ。
こんなに、世界中に人間がいるのに、
ぼくのおかあさんは、おかあさんだけでしょう。
すごいなあって思うんだ。」
と。
「ふかいね~。」
と、驚いて、後部座席を振り返りましたよ。
私も子供のころよく考えましたが、
どちらかというと、反抗的な感じで考えていました。
自分の息子がこんなことを考える事があるなんて。
こっちこそ涙がでそうでした。
思わず、
「二人とも、お母さんの子供として、産まれてくれて、
本当にありがとう。
産んだ瞬間、3人とも、「ああ、会えた~」って思ったんだよ。」
と言うと、
「本当にありがとう!おかあさん!」
と、二人が声をそろえて言ってくれました。
そのあと、お店を歩きながら、
言うつもりではなかったことを言いました。
それは、
・・・以前、ある方に、こんなことを言われました。
うちの3人の子供たちは、前世もこの3人兄弟で、
アメリカにて、とても忙しい両親の元で
暮らしていたと。
そのときも、親に迷惑をかけないように、
親を助けようと、3人一生懸命に生きた・・・と。
その経験が、今、ご両親(私たち)にも3人が
自然と、そうしようとしているのです。。。と。
これを聞いたとき、3人のいろいろな姿がばーっと浮かび、
夫と、おお泣きしたのを覚えています。
・・・このことを子供たちに話したのです。
驚いていましたが、
子供たちは、そうか~と、
意外と納得していて、逆に驚きました。
帰宅した長男にもいうと、
「ええ~ふかいねえ~。」
と、しみじみしていました(笑)。
子育てって、親が育てられますね。
毎日、学校へ行き、ボールをけったり、
宿題したり、友人とも、いいこと悪いこと
いろいろある中、
子供なりにいろいろなことを考えて
生きているのですね。
娘がお得意の自分で考えた、切り絵のクマたち。
自分以外の家族の特徴をつかんで、
作ってくれます。
かわいかったので、額に入れています。
ぽちっと宜しくお願いします☆↓
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