昨日、一人会社で残ってプランをしていて
つくづく考えたことがあります。

私の考えるインテリアデザインとは。

私の考えるインテリアコーディネートとは。

デザインというと、

新しいもの。斬新なもの。

と捉えがちですが、

私は、

普遍的であるもの。

心地良く、快適であるもの。

機能的であるもの。

バランス感覚の良いもの。

そこに、
削ぎ落としたオリジナリティーが感じられるもの。

と考えて、
空間つくりに向き合ってきたなあと
感じるのです。

普遍的といっても、
万人受けする…という意味ではありません。

飽きない空間…というイメージです。

よく、
洋服も例えられますが、
シンプルなものほど、
質、クオリティが大事だと思います。

空間も同じ。

私の考える「シンプル」は、
「何もない…」ではなく、

削ぎ落とした、正直な空間

というイメージでしょうか。

華飾なものよりも、
難しいかもしれません。

空間において、

「新しい」と感じて、
つくり上げた時点で、

「古い」ものになっている気がします。

インテリアにおいて、

流行っているものは

暮らす中で古いものになる気がします。

とはいえ、仕事柄も趣味も
トレンドには、常にアンテナが立ちます。

それには、十分に感度を研ぎ澄ませるのが必要だと
逆に考えます。
情報は、可能な限り得るべき。
そこを無くして、
普遍的なものは、ご提供できない。
ただの独りよがりになってしまう。

多くの情報を
ご提案の前に
自分自身で咀嚼した上で

「お客様の暮らしのデザイン」を考えていく

のが、私の使命だと思っています。

住空間では、
ビジュアル的な新しさではなく、
視覚に訴える空間バランス
にこだわります。

そして、

「空気感が 素敵であること」

が大事なキーワードです。

大好きな仕事を
ずっと続けられることに感謝致します。

これからも、「暮らし」と向き合って
参ります。