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インテリアから考える住まいづくり

2016.11.13

小池祥子

Sachiko Koike

「インテリアから考える住まいづくり」

これは弊社のコンセプトです。

私の仕事の集大成って思っています。

では、インテリアから考えるって
どういう事をいうと思いますか？

かっこいい家具
オシャレ！って言われる空間
雑誌に出てくるような空間

など、そんなイメージでしょうか。

私の考えるインテリアから考える住まいというのは

暮らす方が、どこで(そこで)
どういう時間を過ごして
どんな暮らし方をしたいか

が、一番大事なキーワードです。

暮らしを突き詰めていくと
そこには、イタリアのあのソファが
ベストだったり、
あの椅子があると
素敵な時間が過ごせたり…と
エレメントが見えて来ます。

色味やデザインは、
そのあとのプロセスです。

自分や家族とどういう時間を過ごしたいか
という事が一番大事だと思います。

そう思うので先を見据えて
引き算をしたインテリアをご提案したり、
がっつりとデザインしたり、
お客様のこれからの暮らしのベース作りに
お役に立てるように
行ったり来たりしながら
自分自信葛藤してご提案しています。

フリーランスの頃は、
空間の出来上がった、最後の〆のようなご依頼もありましたが、
昨今、スタート時から関わらせて頂くと
使い勝手や、お子様の成長に伴う
家族の暮らしの変化など
もっともっと暮らしに特化した部分を
大事に考えるようになりました。

長く仕事しているとこんなことも。
10年以上前になりますが
ご依頼いただいてお邪魔したお客様。
結局、ご縁が無い方でしたが
「客の子供の安全も考えれない
インテリアコーディネーターなんて
殺人犯と一緒だ。」というような
事を言われた事がありました。
何か起きた訳ではなく、
想定の範囲でのご指摘でした。
当時、既に私も3児の母でした。
子供の安全には十分すぎるくらいに
敏感でいたつもりでした。

あの時のトラウマがどこかにあるのでしょう。
住まいの安全には、特に敏感です。

そういう細部を検証したのち、
使い勝手の心地よさに
ファブリックや、デザインの美しさが
調和した時に最高に素敵なお客様のお住まいが
出来るのだと思います。

…というのは私の話ですので、
お客様は
ご自分たちの「いいな」「好きだな」
って思う空間やモノのお写真を
ご用意くださいね^_−☆

統一性が無くたって構いません。
全てがキーワードになりますので、
どんどん見せて頂きたいです。

ご自分達の「ライフスタイルイメージ」
を形にしていくお手伝いを致します(^ ^)。

今日も有難うございました。

さて、

結婚して25年目に入りました。
持っていたロイヤルコペンハーゲンに続き
ウエッジウッドもゲット！
1992年。