前回の「ソーシャル・スタイル」の続編です。

皆さんはどのソーシャルスタイルのタイプか、
確認されてみましたか？
（こちらで、診断してくれます）

私は10年前に診断したときは、協調派「エミアブル」でしたが、
今回調べてみたら、感覚派「エクスプレッシブ」でした。

自分を知り、相手を知れば、
ビジネスはもちろん、同僚、家族、友人・・まで幅広く活用でき、
コミュニケーション力がさらに向上するはずです！

さて、
ソーシャル・スタイルのタイプ毎に、
相手への「同意」「ほめ言葉」も違ってきます。

【その１】
理論派（アナリティカル）は、「考え方」に同意します。

「その考え方（発想）が、すばらしいですね。」
「理論的な考え方ですね。」

【その２】
行動・現実派（ドライバー）は、「決断」に同意します。

「その決断力（行動力）が、すばらしいですね」

【その３】
協調・友好派（エミアブル）は、「自身よりも周囲」への同意です。

「すばらしいご家族（仲間）に囲まれていますね」

【その４】
感覚派（エクスプレッシブ）は、ほめ言葉は何でも喜ばれます。

　　　　皆さんは、何をほめられるとうれしくなりますか？

10年前のエピソードです。

住宅のお打ち合わせを進めるうちに、
「奥様のお父様に説明をして欲しい」と、依頼を受けました。

お邪魔して説明を進め、いくつかのご質問を受けて、

「多分それは、○○だと思います」
「大体、○○ですね」

とご説明をしました。

がしかし、
何だかご納得いただけていない様子です。

私が、話せば話すほど
更に、表情が硬くなってことを、”空気”で感じていました。

今になって考えると、その方は、理系の大学教授を職業にされていて、
おそらくバリバリの理論派（エミアブル）でいらした、と思うのですが

理論派の方にとって、「だいたい」や「たぶん」「とりあえず」・・など、
最も『言ってはいけない表現』だったのです。

当時は、私自身の「引き出しの数」が少なく、
うまくご説明することが出来ませんでした・・。

つくづく人に合わせる難しさを痛感する出来事でした。

「人は一人では生きていけない」とよく言われます。

私自身も、お客様、同僚、友人、ご近所、家族・・・など、
常に周りの方たちとお付き合いをして社会生活を送っています。

「周囲の方を、理解する努力」、
「自分自身を、理解してもらう努力」を忘れずに、
よりよくコミュニケーションを図りたい、と思います。