小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2012.06.23
小池 康也
Yasunari Koike
先日は、事務所の大掃除を行いました。
収納量を増やすために、棚板を設置したのですが、
「ベンガラ」で塗装することにしました。
“ベンガラ”って、なに!?と感じられる方が多いと思います。
うんちくを調べると・・
「”ベンガラ”とは、土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ
語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。
日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、
防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
”ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた
最古の顔料”であり古代色です。
経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で
昨今では無害であることから天然素材として見直され
繊維製品への染色、オーガニック
製品にも使用されるようになりました。」とのこと。
よく壁画でも使われていた色ですね。
ベンガラ塗装の良いところは、
「塗装独特の刺激臭がない」
「プロでなくても塗装が出来る」
「乾燥までの時間が短く、すぐに手で触れても大丈夫」
「オーガニックな材料なので、身体に負担を掛けない」などなどです。
今回は、茶色でしたがたくさんの色があって
楽しく塗装できます。
ベンガラの白塗装を
お客様に提案したいと考えています。
前回、下駄箱にベンガラ白塗装しました。
こんな感じです。
もし、無垢の家具やフローリングであれば、
皆さんも、簡単なお部屋の模様替えとしてもいかがですか?
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