小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2016.10.16
小池 康也
Yasunari Koike
このエントリーは、スタッフに話した話題です。
フリーダムデザインで大切にしている考え方なので、再度この場を借りて共有化します。
仕事が出来る人ほど、仕事が集まります。
仕事が集まるほど、トラブル、事件も起こります。
なんかいつも怒られて割に合わないよなあ・・、と私自身が感じていました。
で、そこでです。
その事件が起きた結果だけを見てはいけません。
色々とその原因はあると思います。しかし、それを決して人のせいにしてはいけません。
他の人が原因でこれが起きた=自分は悪くありません
と言っているのと同じです。
これでは、今後の個人の成長は全く期待できなくて、当人の性格が悪くなるだけです。
性格悪くなる ⇒ お客様、取引先から嫌われる ⇒仕事にやりがいや楽しさが感じられなくなる ⇒他の人や他の会社がまぶしく見える
と、そんな負のスパイラルに落ち込んでしまいます。
では、どうするか?
「自分にかかわる人をみんなをHAPPYに!」がフリーダムデザインのモットーですよね。
だったら、「目の前で起きている現象は、全て自分が原因で起こっている」と、考えましょう。
現場で誰かがつまずいた=自分の整理整頓が出来ていなかったからだ
今日は打合せに笑いが少なかった=自分の盛り上げが足りなかった
今日は、天気が悪かった=自分の気合が足りないからだ!
とちょっとオーバーに表現しましたが、そんな風に考えてほしいのです。
もちろん、他に原因があることもあります。そんなことは十分に分かっています。
でも、他に原因を探している限り、その人の成長は止まってしまいます。
だから、「犯人探しはやめようぜ!」と言っています。
仕事ですから、必ずトラブルやピンチに襲われます。ピンチがなくなるのは仕事を辞める時です。
事件が起こった時に、「○○のせいで、こんなことになった!」と社内で一度も聞いたことはないはずです。
そう、犯人探しはしない環境にしています。これは社長責任です。
だから、それで責められるかも・・、と考えないようにしてください。
必要なことは、『自分の失敗を反省できる素直さ』、『自分の力の至らなさを告白できる勇気』です。
結果主義で、結果だけをみつめると犯人探しが始まります。
私自身も、みんなの前でつるし上げられて、謝罪するような環境にいたこともありますし、朝礼で全員の前で「すいませんでした」と謝罪した経験もあります。
これは、現代版のいけにえです。誰かがいけにえにならないと事件の処理が出来ないからですね。
でも、これって今後何かいいことあるのでしょうか?
ここで多くの人が学ぶことは、「新しいことはやめておこう」「何もしないことが一番」「目立つと大変」「出来るだけ責任ある発言は差し控えよう」というようなことではないでしょうか。
全然、誰もHAPPYな環境にならないでしょう? 結局誰も成長しない組織になります。
フリーダムデザインは目指す場所が違いますよ、全然!
だからこそ、
結果ではなく原因を見つめる『原因主義』になってほしいのです。
これは、どうしてこんなことが起きたのだろうか?
起きないようにするためには、どうしたら良んだろうか?
自分だけではなく、他のスタッフでも間違えないようにするのは?
とかですね。
まずは、『今目の前の事実は、自分が原因で起きている』と考える。
自分の力量のなさを勇気をもって告白して、その原因を十分に考えることです。
そうすれば、周囲の人は必ず応援してくれますし、実際は周囲から信頼を寄せられるんですよ。
こんなこと、仕事が出来てすごいなあ~、て感じる人ならだれでも全員そうしています。
くどいほどに言いますが、犯人を捜すは警察だけです。
目の前の仕事で、犯人探しは禁止です。「○○されてしまった」は原因を人に求めていますから禁止ワードですね。
「私が、モタモタしていたら・・」
「私の伝え方が悪くて・・」
と、考えてください。
10年後は、キラキラして周囲からも信頼されるビジネスパーソンになります。
間違いありません!
以上
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