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『　改めて、ミラノサローネ②　』

2017.01.16

小池康也

Yasunari Koike

前回からの続きです。
こちらは、ミラノの家具ブランドの上お得意様だけをお連れするシークレットショールームに連れて行ってもらったアパートメント。築100年を超える建物でした。

昔の映画でしか見たことのない手動で開閉するエレベーターを見て驚いて撮影。

エレベーターを囲むように吹抜けと階段が目を引きます。アイアンの造作がきれいです。

ドアを開けると高い天井の空間が現れます。
すごくきれいな空間で圧倒されました。日本の住宅の吹抜けというと2階のホールが見え隠れしてのパターンが多いですが、こちらは20畳前後の部屋の天井が極端に高くて、今まで自分が経験したことのないお部屋でした。

しかも、すごく心地よい。レガントで気分が上がりました。

天井部分です。もちろん漆喰でできているので、このような造形が可能になります。
小目器具がないのですが、夜の雰囲気はどうなるのか拝見してみたいですね。

ﾊﾞﾙｺﾆｰ部分の坪庭です。イエローの壁が雰囲気がありました。
石油系の建材のピカピカがないからなのか、質感が良いですね。

室内のお部屋に戻ります。
漆喰と白い無垢の扉、100年前の建物とは思えない素晴らしい空間です。

この旅行では、このお部屋を体験できたことが自分の中では大きな収穫でした。
今見ても見とれます。

すいません、家具のことが完全に忘れ去られていますが、そこはインテリアデザイナーの小池祥子に任せて、空間に浸った時間です。

小池康也

Yasunari Koike

趣味：

ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること

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