以前よりアナウンスしている建物の品質標準マニュアルが完成しました!
本日は、マニュアル導入の確認ミーティングを行いました。
お客様には、現場管理スタッフの習熟度、経験の長さなどに関わらず、どの現場、どの職人さん達でもご安心頂くことが出来ます。
プレゼンしてもらっているのは、今後マニュアル通りに現場が合致しているか検査をして頂く第三者検査員のHさんです。
そんなこと当たり前でしょう⁈とユーザーの皆様は思われると思います。
◼︎8割以上が教科書を持っていない!
しかし、調査によると【施工基準品質マニュアルを持っていない会社は全体の86%】とあります。
これは本当だと思います。
現場管理者や職人さん任せの施工になり、関係者によって品質が異なる家が出来てしまう、ということだと思います。
例えば、自動車では、車1台で使用されるビスの本数は決まっていると思います。
では、住宅ではどうでしょうか?
計算はしなくても、構造体に打つ釘のピッチ間隔、内装材である石膏ボードに打つビスのピッチ間隔は、決まっているでしょうか?
基礎工事の鉄筋の結束本数、定着長さは、新しい職人さんやお客様に現場監督者は説明できるでしょうか?
こんなことを、フリーダムデザインの関係者なら同じ返答ができるのが、品質マニュアルです。
現在では瑕疵保険検査制度がありますので、構造体の金物、基礎鉄筋についてはある程度確認できます。
しかし、瑕疵検査後の一番事故の多い防水について、よく質問を受ける断熱材の充填不足の不安なども現在では、特にチェックを受ける事はありません。
また技術的な納め方も、各職人さんにお任せになっている部分が多いと思います。
現場での施工不備の原因は「設計図書の不整合」1/3、「工程管理のミス」1/3、「職人の作業ミス」1/3、と分けられます。
段取り八部という言葉通り、当初の計画がしっかりしていれば施工不備の80%は予防できると考えられます。
つまりは、マニュアルを整備してしっかり計画すれば、品質不整合は80%防げるということです。
これが、品質マニュアルになりますが、作ってもこれを守る技術がなければ、何も意味がありません。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること