freedom-design|あ、小舞下地だ!
2020.05.12
先日、古家付きの敷地に建築計画のお客様の現地調査に伺いました。
取り壊す建物の外壁は、しっくいだったのですが、一部はしっくい下地の「小舞下地」を見ることが出来ました。
小舞下地とは?
細い竹や貫を小舞縄と呼ばれる縄で、縦横に組んで固定した塗壁の下地。
LIXILリフォーム用語集より
【小舞】って、何とも華やかな印象です。
竹をなどを「小舞縄」と編んでいくので、このような名称になったそうです。
外壁全部を、このように編み込んで下地を作るとなると膨大な時間と人数が必要だったわけですね。
大先輩の左官職人さんには「昔は家を建てるとなれば、最低でも1年はかかったものだ」と聞きましたが、大変な作業だったと理解できます。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること