今日は組織論の話題です。
「任せる」というものは、どうゆうことなのか。
言葉の意味も分からぬままに、やたらと使うから会社をつぶしかねないような事が起こるのである。
広くあまねく世間に行き渡って、大きな害毒を流し続けているのである。
だから「任せる」という言葉の定義づけをしておかなければならない。
その定義はどんなものだろうか。
事業というものは、やり方の上手下手で運命が決まるものではない。
決定によって運命が決まるのである。その決定を行う人こそ社長である。
社長が決定を誤れば会社はつぶれるか、つぶれないまでもピンチに陥ったりする。
あるいは、いつまでたってもうだつが上がらない会社でいなければならないのである。
決定というのは実施に移される。その実施が社員の役割である。
決定は社長、実施は社員の役割である。
そして任せるのは実施であって、決定ではない。
「一倉定の経営心得」日本経営合理化協会出版
一倉 定(いちくら さだむ、1918年4月-1999年3月)は群馬県出身の経営コンサルタント。5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる。経営コンサルタントの第一人者とされ、苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」との異名を持つ。”ダメな会社はTOPがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな”が基本方針。Wikipediaより
中間管理職時代に難しいなあと考えていたことを、スパッと書いてあって驚いた内容です。
「任せているのに、なんで進んでいないのだ?」
「なぜ、勝手に進めているのか?」
両極でありながら、同じ上司に注意を受けたりします。
その境界線があいまいです。
上司の考え方をハッキングするしか実際のところは難しいかもしれませんが、一倉先生がおっしゃっていることが定義だと思います。
難しそうな問題は、中間報告をまめにしながら進めるのがベターです。
しかし、物理的に遠距離など環境の問題がある場合には、無駄と思われるかもしれませんが、どこかで関係のないコミュニケーション時間を確保して、相手の考え方、自分の基本的な考え方を分かりあうことが必要に思います。
=====================================
Freedom-Designについてもっと知っていただくために
■House Desigin×Interior Design
■心地よく暮らす・資産価値のある住まいのために
■健康に暮らす、最もベーシックなことを大切に
◾️現場キレイを通じて【正しい現場のあり方】【良品施工】を
■住まいが10倍楽しく暮らせるガーデンライフ
■SNS
■住所:盛岡市本町通3-5-8
■TE:019-681-6255