小池 康也
Yasunari Koike
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撮影立ち合い→今後の業界のこと ｜Freedom-design
2021.07.06
今日は完成物件撮影の立ち合いです。
今回はいつもお世話になっている女性カメラマンYさんです↓↓↓
上の事務所画像もYさんに撮影して貰いました。
◾️全員カメラマン時代到来のはなしYさんとの世間話の中で、
「こんなにも皆さんが写真を撮る時代が来るとは思わなかったですよね！
でも、発表する場(SNS)が登場して、カメラの立ち位置が激変しましたね」
との話題になりました。
◾️SNS時代の住宅業者
色々な会社とお付き合いのあるカメラマンさんは、住宅業界のことにも詳しくて、
「最近のSNS画像での打ち合わせが多いと聞きますが、どうしても寄せ集めになってしまうので、ディレクションしてくれる人が結局は必要」
「量産住宅メーカーでは、SNSスクショにとても対応出来ず、また打ち合わせコストも膨大になり、注文住宅から建売住宅にどんどんシフトしてきている」
などもの情報もお聞きしました。
勉強になります。
◾️造作家具は、作れない住宅会社の多い
インスタ映えするものは、造作する物が多いですね。造作とは、メーカー工場製品ではなく、現場で製作する家具や洗面化粧台などです。
SNSでのスクショを見せても「ちょっとうちでは・・」の会社さんも多いのです。
◾️造作を嫌う理由
理由は二つあります。
一つはデザイン提案出来ないから。
写真を見ても出来ない場合は、外部の設計士やインテリアコーディネーターにお願いします。
でも、コミュ力があって、設計デザイン力量のある人はそんなにいないのが実際です。
もう一つは、保証したく無いから。
大手ハウスメーカーなどは、現場で製作する物を極端に嫌います。製作者や現場管理の人で差があるからです。しかもクレームも多い。
特に品質が一定でない湿式工事を嫌います。タイル工事、左官工事、また塗装工事などが代表です。
我が社ではオンパレードです。というか、外壁、内壁、天井全て湿式の左官漆喰工事です。
◾️自由設計と言いながら、自由ではない
結局、「なんでも出来ます！」と言いながらも、色々と理由を付けて出来ない自由設計の住宅会社が世の中多いのです。
【デザイン注文住宅型】たくさんのSNS画像を見せても、対応出来る力量のある会社と、
【量産住宅型】設計提案は出来ないけどたくさん大量に早く作るのが得意な会社、大きく二つに分かれるのかもですね。
今後は更にお客様も分かって来て、住宅は更に二極化して行くのだと思います。
