先日、お客様とウッドショックのお話をしていた際に、物価(価格変動)の話題となりました。
◾️10年で2倍になっている
ウッドショック前の木材は、たまごなどと同様に『物価の優等生』と呼ばれ、40年前とあまり変化ない価格でした。
さて、よく知られている衣料ブランド「ラルフローレン」の定番ポロシャツの価格の話題となりました↓↓↓
現在、17,800円のこちらのポロシャツですが、10年前には約9,000円弱だったそうです。
つまり、10年で2倍になっているんですね^^;
我が社が創業して10年ですが、10年前は東日本大震災の年です。ついこの間の様に思いますが、物価って着実に上がっています。
◾️コロナ禍で想定外の価格変動の連続
最近、色々なモノの値上がりが激しいです。
水道設備屋さんと話していたら「来月から塩ビ管(排水工事部品)が、いきなり20%の値上げになるんですよ〜^^;」と話してました。
金額単価は安いかもしれませんが、20%値上げって、冷静に考えるとかなりの負担増です。
以前は、『石油が値上がりする時、全ての部品が高くなる』と言われました。それは感覚的に理解出来ますよね。
しかし、このコロナ禍になって、突然値上がり、突如物流ストップ、突然欠品・・・、など予想外の事の連続が起きています。
兄が給湯器などを製造するメーカーに勤務していて、部品の価格up話題になったのですが、「部品などが上がっても、顧客離れが怖くて価格転嫁出来ない」と言っていました。
単品部品価格などは、FAX一枚で値上げしますが、部品の集合体である成果物(商品)は値上げが難しい。
住宅はもちろんですが、私どもがお願いしている工事協力店さんも、実際のところは、価格吸収して頑張っておられます。
ただいずれは、限界が来ますので、エンドユーザー価格は上がると思います。
◾️人口ボーナス&人口オーナス
と考えると、収入所得が上がって行かないとおかしな話になりますが、インフレ目標を政府が発表しても、達成が難しい。
これ全て、世界一進んでいる日本の人口減少が根本的原因です。日本の爆発的な経済成長期は、人口ボーナスに支えられていましたが、1,990年代初頭で終了しています。
現在は、人口オーナス期に入っており、失われた30年は、結局は人口減が原因だそうです。世界では誰も経験していないスピードの人口減少。日本がロールモデルになるケースですね。
すでに、中国でさえ人口減少が始まっていると言います。アメリカは移民の国なので、2,100年になっても人口は減らないのだそうです。これは頼もしいニュースではあります。
◾️結局は、何でも早い方が良い
話が飛躍しました。物価は知らないうちにジワジワ上がっている、との話題です。
思い立った日が吉日です。住宅も早く建てた方がいいに決まっています!
どうぞお早めに、こころが満たされるお住まいを計画されて下さい!
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること