小池 康也
Yasunari Koike
CLOSE
OFFICIAL SNS
CLOSE
BLOG
自分より1mm上は見えません【現場研修受けました】Freedom-desigan
2021.07.31
今日は、定期支援を受けている「工事系現場コンサルタント」住宅産業塾さまによる研修を受けました。
今日の現場は、紫波町で建築中のKM様邸↓↓↓
まずは、現場の整理整頓から心を整える「現場キレイ」の確認をして頂きます。
まずは、敷地内外部空間を確認します。
弊社には、長い時間をかけて作り上げた現場キレイ マニュアル「現場スタンダード」があります。
「整理整頓」「清潔清掃」といっても、どの様にキレイにすれば良いのか分からないですよね？
これを具体的にしたものです。
マニュアル基準通りかをチェックしてもらっています。審査員は、住宅産業塾 佐野常務様です↓↓↓
マニュアル「現場スタンダード」の規定は細かくて、敷地内外部のことはもちろん、職人さんの服装まで規定されています。
お客様以外の来場者(メーカーなど)用の、保護帽ヘルメット⛑、スリッパ、救急用品などを玄関前に整然と設置することになっています↓↓↓
当たり前と言えば、当たり前。しかし、実際はコストのかかって、手間も増えます。「安全第一」はお客様のため、働く人のために、と考えれば安全費と考えて対応する内容です。
お恥ずかしいですが、当社も指摘される迄は設置されていませんでした(^_^;) 常に学びですね〜。
更に、建物内部の現場状況を確認します↓↓↓
盛んに大工工事中の現場は、材料や道具などが室内に置かれていますが、ゴミ箱の設置や、転落防止などの安全対策を「現場スタンダード」に適合しているかを確認を受けます。
窓の枠(窓台)もどうしても、物を置いてしまうので、小さな注意喚起も発信しています↓↓↓
最後は、足場に上がって確認を受けます↓↓↓
高所に上がる足場作業は、特に注意が必要な部分です。とは言え、足場の安全の基準も複雑で、足場協力店様にお任せになってしまいがちです。
知識豊富な第3者からの教育・学びを大切にして向上しなければと思います。
一般的に、売上を作るマーケティング系のコンサルタントの方が多く、現場系のコンサルタントで現場指導までしてくださる方は希少です。
コストを掛けて取り組んでいる工務店も多くはないと思います。一般的に、職人さんなどに嫌がられる面倒くさい事が増えますしね。
■イメージできないことは行動しないもの
我が社では、色々なコンサルタントの方に支援をしてもらっています。
私が社員の時は「なぜ外部の人に定期的に研修を受けるのか？」「なぜ外部の人の意見を尊重するのか？」が理解出来ませんでした。
立場が変わって経営者となった今は、ようやく理解することができました。
会社としては、目指して行きたいゴールとなる姿があります。例えば、「管理されたキレイな現場」などですね。そのギャップを埋める事が課題、上のレベルを目指す仕事です。
社員スタッフが自分達で学んでも到達出来るかも知れませんが、普通 見た事がないものはイメージ出来ません。イメージ出来ないことは、実践出来ないと同じ、と思います。『飛行機も、鳥が空を飛んでいたから発明できた』と聞きます。
つまりは、ゴールと通っていく道の姿を思い浮かべれることができるかどうか、と思っています。
■自分より１mm上はイメージできない
40代の人は、20代の人の悩みは何となくイメージ想像できると思います。しかし、逆に20代の方は、40代の悩みなどは想像出来ないと思います。
仕事もそうなのだと思います。
自分が通ってきた道はよく理解していて見通すことができますが、経験したことのない自分よりも1mm上の仕事や経験はイメージできない。
企業規模なら、10億企業なら当たり前のことでも、3億企業ならイメージすることさえできないのだと思います。
だから、その当たり前をよく知っている方々から、通っていく道を教えてもらう。このサポートする方たちが、コンサルタントと呼ばれています。
しかし、道の方向を教えてもらうことはできますが、実際に険しい道を通っていくのは、自分自身しかありません。
だからこそ、達成できれば道を通ってきた人（スタッフ）が素晴らしいと考えています。
■評論家は信用しません
しかし、世の中のコンサルの方々は本当に千差万別。
住宅産業塾の塾長は「世の中のコンサルタントは、90％は詐欺師」が口癖ですが、そんな印象もしています。
私は、評論家は基本的に信用しません。
実践と結果に責任を取ろうとする姿
勢を持つ方々こそが、言う権利があると思います。そういった方々は、熱量高く、厳しい方が多いですね^^;
勢を持つ方々こそが、言う権利があると思います。そういった方々は、熱量高く、厳しい方が多いですね^^;
仕事の時間は「上手くいっているとき」と「勉強している時間」の2種類しかないと聞きました。
引き出しの数を増やして、１ｍｍ上を目指して前進していきたいです。
