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マットつや消しインテリアと多孔質の関係|Freedom-desigan

2021.08.02

小池 康也

Yasunari Koike

◾️炭って、良いんですか?
『炭が良い』と聞きませんか?
 あとは、「エコカラットとか、漆喰、珪藻土、無垢(むく)のフローリング床板、ルナファーザー、そとん壁、焼杉」などの建材が、【調湿性、消臭性、呼吸する材料】などと健康や耐久性に良いと聞いたことはありませんか?
◾️多孔質って、何なの?
これ全部同じ性質を持っています。
それは【多孔質=たこうしつ】。
 つまり、小さな孔(穴)がたくさんある材料の意味です。小さな孔がたくさん空いた材料であれば、消臭したり、調湿したり出来るのです。
例えば、漆喰で説明します。
漆喰を1棟の住宅に施工するなら、我が社の場合なら、2トン前後の水を練って施工します。
2トンですよ!2トン!
 漆喰を職人さんがコテで壁、天井に塗った後、その水分はゆっくりと抜けて行きます。
 その水の通った後が、小さな孔になって、多孔質素材になります。
NETでお借りした漆喰の顕微鏡画像↓↓↓
黒い部分が空間 = 孔 です。多孔質材料!
◾️海外住宅は、何とも言えない質感
ところで、

海外のインテリア画像を見ていると、何とも良い雰囲気だなあ、と思われませんか?

テレンスコンランからお借りした画像↓↓↓

でもこれって、何故なのだろうか?と思うのです。
広さや天井高さなどもありますが、このマットな材料による差異が大きい要素と思います。
【 マットMATTE→ つや消し 】です。
こちらも拝借画像。インスタ引用元が明記されています↓↓↓
 日本の住宅と海外の画像の差異は、この【ツヤ感】なのだと結論に至りました。
ヨーロッパでは、漆喰仕上げが普通です。だからこの質感です。
この艶があるか、ないかは究極で言うと、
【ザラザラしている素材→ 多孔質素材】に至ります。
『光沢』と『つや消し』の差は、反射率です↓↓↓
その差は、素材のテクスチャーによるザラザラ感か、ピカピカツルツル感か、と言う事になります。
多孔質材料は、
無垢の木材🪵(むくとは、産まれたままの意味)、漆喰などの、一般に手間が掛かる『立派な材料』です。
漆喰と無垢の木材で出来上がった【マットつや消し→多孔質材料の空間】↓↓↓
◾️間接照明も美しい
この反射率が、間接照明に独特の質感を出します。
光が周り込んで、柔らかい印象です↓↓↓

◾️時間の流れが、エイジング味になる多孔質素材
この様な材料は、時間の経過が味になります。
エイジングですね。
新築時の真新しい時はもちろん、10年、30年、50年、100年と時間の蓄積が、味となってオーラを放ちます。
エーゲ海の建物は、築100年以上がほとんどです↓↓↓
フランス コンクの建物は、築200年以上がほとんどです↓↓↓
◾️量産型住宅では使われない多孔質材料
多孔質材料は、良い材料とどこでも紹介されています。
 とは言え、手間が掛かる、技術が必要な材料なのです。ですので、量産型住宅メーカーでは、ほとんど使われていません。
 弊社では、多孔質材料を標準としています。インテリアの仕上がり感はもちろん、長い期間、愛着を持って過ごせる空間に仕上がると思っています。
今日は、『調湿性』『消臭性』『呼吸する材料』の【多孔質】についての話題でした。

小池 康也

Yasunari Koike

趣味:

ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること

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