先日は、プレカット勉強会を開催しました。
プレカットとは、構造体となる木組を決めて製材する事です。
◾️プレカットとは、構造体の要になりました
以前は、大工さんの仕事でしたが、現在では大規模な工場で木材は加工されて出荷して現場に到着します。
これだけで、コストも大幅に圧縮出来る様になりました。
その一方で、構造体の考察はプレカット工場任せという工務店も多いのが実情でして、しかも、内容を理解していなければ、金額だけ安くして欲しいとの話になるわけです。
◾️コストと品質を両立が本来の仕事です
プレカット工場にコストも要求していくと構造体は疎かになりがちです。
まあ、コストは何でもそうですが、要求し過ぎると品質は下げざるを得ません。
構造体は、設計者責任ですから我々の守備範囲であります。
という事で、関係スタッフ総動員で勉強会を行いました。商社協力店様、プレカット工場責任者様、ご担当者様と総勢9名の打ち合わせです↓↓↓
一人一人がプレカット図面を理解して、気がつくことで、事件を防げてレベルもupします。
「頼んだよ〜!」は聞こえは良いですが、本人はしんどい気持ちになってしまいます。
構造体の責任感は、ずしーんと来るんですよね。
だからこそ、一人一人が学んで実践します。
◾️構造と空間デザインは一体
空間の建築デザインは、結局は構造と紐づいています。構造体の自由度と理解が、空間を決定します。
その象徴が、ガウディ設計のサクラダファミリアだと思います。
それにしても、あんな構造体見たことありません!
◾️サクラダファミリアは究極です
柱が枝分かれしていきます↓↓↓
セロリみたいな構造体です。これをパソコンも無かった1,882年の着工ですから、実に140年前に考えて工事を進めたのは、まさに天才ですね!
2026年の完成が楽しみですね。
300年かかると言われていましたが、生きているうちに完成が見れそうです↓↓↓
話が飛躍しましたが、
構造体勉強会開催のお話でした!
磨いて頑張ります。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること