小池 康也
Yasunari Koike
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【ゲイ＆ロックバンドのいない街は、経済発展で負ける】Freedom-design
2022.03.28
今日は、久しぶりに本のお話です。
大変興味深く一気に読破したシリーズです。
『世界のニュースの日本人は何も知らない1』
谷本真由美 著
以下は、本からの抜粋です↓↓↓
◾️国を豊かにするのは『高学歴移民』
日本人のみなさんが叫ぶ移民不要論は、
第一に、高齢化は移民を必要としています。
移民を受け入れると創造的になるなんてと懐疑的な方はぜひ学術研究所を読んでください。
学者はちゃんと研究しています。
中でも、アイワ大学、ミシガン大学、シアトル大学の研究者が実施した【人種的多様性と創造性の相関性】による研究は大変興味深いものです。
さらに「クリエイティブ資本論」(ダイヤモンド社)の著者である都市計画専門家リチャードフロリダは、
また発達心理学者であるナイジェル博士の研究では、創造的な人は、
②同性愛者、男性的な女性、女性的な男性
③病弱
この中で移民に焦点を当ててみると、
これらの産業が集中するのは、シリコンバレーのように移民が多く多様性のある街です。
移民による企業がその土地に富をもたらしているのはシリコンバレーだけの話ではありません。
その比率はイギリス生まれの人がの2倍以上であり、830万人人のワーカーのうち、なんと116万人が移民により雇用されています！
イギリスの富の絆体感が生み出されるロンドンの金融、IT、クリエイティブ産業は移民によって支えられていると言っても過言ではありません。
金融街シティーは本当に外国人だらけで、IT業界では8割近くの社員が外国人と言う企業も少なくないのです。
ここで近年、日本で持ち上がっている移民問題についても考えてみてほしいと思います。
日本人のみなさんが叫ぶ移民不要論は、
「日本に外人労働者を入れると犯罪が増える。
外人に日本が乗っ取られて日本じゃなくなる!」
と言う妄想なのです。
ここは1つ日本の人口動態を学んで、いかに自分自らの首を絞めようとしているか、よく考えてみた方が良いでしょう。
第一に、高齢化は移民を必要としています。
(省略)
第二に、出生率が低下しているので働き手も減っていきます。
働き手が減ると、
ものを作る人やサービスを提供する人が減る
→収入が減る
→税金も減る、と言う最悪な連鎖が出来ます。
第3に、激変している世界で日本の経済力を維持したいなら、多様な人を受け入れて創造性を高めるために移民を受け入れるべきです。
移民を受け入れると創造的になるなんてと懐疑的な方はぜひ学術研究所を読んでください。
学者はちゃんと研究しています。
中でも、アイワ大学、ミシガン大学、シアトル大学の研究者が実施した【人種的多様性と創造性の相関性】による研究は大変興味深いものです。
同じ人種で構成されたグループと、多人種で構成されたグループに同じビジネス上の課題を与え、解決策を比較すると言う研究を行いました。
人種的多様なグループの方が創造的であり、かつ、的確な解決策を生み出したと結論づけています。
さらに「クリエイティブ資本論」(ダイヤモンド社)の著者である都市計画専門家リチャードフロリダは、
多様性と富の関係を長年研究していました。
【ゲイとロックバンドのいない街は、経済的発展に負ける】と示しています
つまり、『多様性を受け入れない国や街に未来は無い』と言うことなのです。
◾️創造的な人の共通項
スタンフォード大学が天才児を35年にわたって調査した創造性に関する研究によれば、
創造的な人々は物事を他人とは異なる方法で見たり理解したりするそうです。
また発達心理学者であるナイジェル博士の研究では、創造的な人は、
次のいずれかに当てはまる傾向があると言うのです。
①移民
①移民
②同性愛者、男性的な女性、女性的な男性
③病弱
この中で移民に焦点を当ててみると、
移民は秋の大多数とは育った背景や言語的背景答えことから、様々な角度で物事を見たり考えたりするそうです。
それが創造性につながっていると考えられます。
◾️世界的に移民が国の産業を起こしている
アメリカでは過去20年の間に製造業の仕事が減り賃金も下がりましたが、金融、IT、クリエイティブ産業の仕事は増え賃金も上がり富も多く生み出しています。
アメリカでは過去20年の間に製造業の仕事が減り賃金も下がりましたが、金融、IT、クリエイティブ産業の仕事は増え賃金も上がり富も多く生み出しています。
これらの産業が集中するのは、シリコンバレーのように移民が多く多様性のある街です。
移民による企業がその土地に富をもたらしているのはシリコンバレーだけの話ではありません。
イギリスには現在450,000人の移民の起業家がおり、国内の企業の14%が移民による企業です。
その比率はイギリス生まれの人がの2倍以上であり、830万人人のワーカーのうち、なんと116万人が移民により雇用されています！
イギリスの富の絆体感が生み出されるロンドンの金融、IT、クリエイティブ産業は移民によって支えられていると言っても過言ではありません。
金融街シティーは本当に外国人だらけで、IT業界では8割近くの社員が外国人と言う企業も少なくないのです。
◾️ダイバーシティが発展させると言う事実
移民と人口問題という問題は、日本人にとって不都合な事実として、無視して来たと思います。
盛岡エリアでも、人口減少は目に見えて感じますよね。更に、加速度を上げている印象です。
商店街のシャッター、歩行者の減少、個人商店の廃業、子供を見かけなくなった住宅街
などなどですね。
人口は、一度減り始めると二度と増えない。これが人口オーナスと呼ばれるものです。
つもり、
人口を増やすなら、外からの人=移民を受け入れるしか道は無いのですよね。
しかし、移民受け入れによって、日本の様々な面が、悪い方向へと向かうのではないか?と、日本人は漠然とした不安を感じているのだと思います。
◾️クリエイティブな人と街
国からスケールダウンして、市町村もそんなイメージありませんか？
新しい取組する街、新しい人の動きのある街は、魅力的で人が集まります。
ここ近年の紫波町などは、そんな印象を持っています。
人は、楽しそうなものに集まります。
それは、人、モノ、街、なんでも同じと思います。
