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本物と偽物の違い マーガリン理論とは?

2022.08.12

小池 康也

Yasunari Koike

ご縁でお伺いした尊敬する工務店社長様から紹介された書籍を読んでいます。

その方から「この本の著者は、あなたのと同じHMで開発部門で勤務されていた方です。良い本ですから差し上げます」と頂戴しました。
その中で、大変強く共感した部分をご紹介します。
「なぜこの工務店に熱烈ファンが付くのか?」三上克俊著より抜粋

■マーガリン理論
当時、私が在職していたハウスメーカーには「マーガリン理論」と言うものがありました。

マーガリンはバターの代用品としてではなく、新しい「本物」としてバターをしのぐ存在になっていく。
プレハブ住宅もマーガリンのように新たな「本物」になるのだ、と言うものでした。

あれから随分、時が経ちましたが、
マーガリンは、やはりマーガリンであり、とてもバターを超える存在になったとは思えません。

■時間の経過で価値が上がる住宅は?
建築物の価値を考えてみると、

歴史的建造物など、昔からある優れた木造建築は時間を経るとともに、その価値が上がっていく。

しかし、我々が作る住宅はお客様に引き渡す時が最高の状態で、年々劣化し、価値が下がっていきます。
いろいろな要因があるでしょうが、その大きな1つが、素材が本物か偽物かと言うことにあると考えました。

木に限らず、金属や石も天然の本物の素材は適切な維持管理をすることによって、

長く使え、本物だからこその変化が味わいや風合いを生み出して、その価値を高めていきます。

これに対して木目を印刷した塩ビシートの造作材や建具は、初めはきれいですが、年々劣化していくだけです。


そこで、年々価値が増していく住宅を目指して、様々な本物素材を使った部材の利用にチャレンジしたのです。
ところがこれが、失敗の連続でした。
(中略)

■大手ハウスメーカー最高の材料とは?
これらの経験から私の得た結論は、「大手ハウスメーカーにとって最高、最良の素材」とは「限りなく本物に近い偽物」と言うことでした。

石油化学製品によって、我々が大きな恩恵を受けている事は事実であり、そうした製品を否定するつもりはありませんが、

本物をコピーした人工の製品に囲まれた生活を送るうちに、

高級なものとは「均一であること」「変化しないこと」「定義が不要であること」といった誤ったイメージが多くの人々の間に形成されてしまったような気がしてなりません。

大手ハウスメーカーで部材開発を行っていくと言う事は、バターを求めるのではなく、マーガリンの味を極める努力をすることしかなかったのです。



■お客様と接することができる中小だからこそ本物素材が使える
中小工務店の置かれている状況考えると、担当技術者自らが住宅に採用する部材や使用を吟味し、検証、検証実施し、常に個々のお客様と接することができる状況にあります。

本物素材の物、それぞれの特性や手入れの仕方、なぜ、その材料を選んだのかと言う理由などを、直接お客様に伝えることができるのです。
無垢の本物の木でできた室内で室内ドアや造作を見慣れていると、塩化ビニールの木目を印刷した室内ドアを見たときに、本物と偽物の違いを強く感じます。

しかし、塩化ビシートの室内ドアや造作ばかりを見ていると、木材の製品を見ても、その良さが感じられません。

腕の良い大工さんの仕事に慣れていると、下手な大工仕事との違いがよくわかりますが、下手な仕事しか見ていないと、レベルの高い仕事を見ても、同じようにしか感じません。


■良さを見極めるには良いものを見ること
物でも仕事でもデザインでも、全て同じだと思うのです。

価値の高いもの、レベルの高い仕事に声していると「違い」がよくわかりますが、価値の低いもの、レベルの低い仕事しか知らないと、価値あるものに出会ってもその価値が分かりません。

どれも皆同じようなものと思ってしまうのです

物でも仕事でもデザインでも、全て同じだと思うのです。

価値の高いもの、レベルの高い仕事に声していると「違い」がよくわかりますが、
価値の低いもの、レベルの低い仕事しか知らないと、価値あるものに出会ってもその価値が分かりません。

どれも皆、同じようなものと思ってしまうのです。

本物素材を使って、時の経過とともに価値を増していく住宅を作ると言うことにおいては、大手ハウスメーカーよりも中小工務店にこそ、大きな可能性があります。

「なぜこ
の工務店に熱烈ファンが付くのか?」
住宅コンサルタント・一級建築士 三上克俊著(アーク出版)

石油化学製品の住宅建材をすべて否定するわけではありません。
しかし、本物の素材に囲まれた空間は、人の心を安定させて、自律神経を整える効果があることは、間違いないと思います。
実際にお住まいになられるユーザー様を拝見していても、揺らぐことのない事実だと感じています。
また、良いものにたくさん触れていると、そうでないものに出会ったときに不自然さを感じることも、その通りだと思います。
また、機会がありましたらご紹介したいと思います。
※8/末の新HP開設に伴い、ブログ引っ越し準備中です。
そのため広告が入っております。よろしくお願いします。

小池 康也

Yasunari Koike

趣味:

読書、お酒とおつまみ作り、自己啓発マニア

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