稲田 哲矢
Tetsuya Inada
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BLOG
2022.10.23
稲田 哲矢
Tetsuya Inada
みなさんこんにちは。稲田です。
早速ですが皆さんIBUという数値はご存じでしょうか?
クラフトビール好きの方にはなじみ深い言葉ですが、初めて聞く方も多いと思います。
◆IBUとは
International Bitterness Unitsの略で、“国際苦味単位のこと”
ビールの苦みの程度を表す世界共通の単位のことです。
「m(メートル)」や「kg(キログラム)」のように、10人に10人が正確に捉えられないため“程度を表す”という表現になっています。
IBUの数値は高ければ高いほど“苦く”、一般的には「0〜100」の範囲とされていて、(ホップの質量×アルファ酸度×アルファ酸の割合)/(麦汁の体積×1.34)で求めることができます。
式を見ても分かるとおり、分子が大きくなればなるほどIBUが高くなるので、
・ホップを多く使用すれば、より苦みは多くなる
・ホップの煮込みが長くなればなるほど、苦くなる
・アルファ酸を多く含むホップを使用すれば苦くなる
ということが言えます。
私の好きなビールに エチゴビール FLYING IPA というビールがあります。
こちらのビールですがIBUはなんと55もあります。
ちなみに大手有名ビールのIBUですが以下の通りとなっております。
・アサヒ スーパードライ:IBU16
・キリン 一番搾り:IBU21
・キリン ラガー:IBU25
・サッポロ 黒ラベル:IBU21
・サッポロ エビス:IBU25
・サントリー モルツ:IBU21
大手メーカーのビールの中では苦味が強いキリンラガー、エビスの2倍以上の苦味となっております。
こちらの数値を見てしまうと、こんなビール苦すぎて美味しくないのではないかという疑問もでてくるかと思います。
しかし、実際に飲んでみますとそこまでの苦さの差は感じません。
むしろ、ホップのフルーティーな香りや爽やかさが際立ちとても飲みやすい一杯となっております。
この様に数値だけを見ていてもわからないことというのはビールに限らず様々な分野であると思います。
車などでもカタログスペックだけではわからない実際に運転してみてのフィーリングなどもありますよね。
住宅に関しましてもUA値、C値、Q値等数値がありますが最終的に物を好きになる決め手となるのは数値ではなく、
実際に体感してみてのフィーリングじゃないかと思います。
自分が何を気に入るかはやはり数値ではなく自身の感覚だと思います。
昨今、住宅業界でも展示場や完成見学会には行かずにネットやカタログ情報だけをみて建築する住宅会社を決める方も多いと聞きます。
情報化社会ですので時代の流れ的にそのようになっていくのは自然だと思うのですが、やはり実際に体感してみなくてはわからない事もたくさんあると思います。
私はネット依存一歩手前くらい、ネットに依存しています。
物を買うときなどは、ほとんど商品画像とレビューを参考にしておりましたが
一度原点に帰り、大きな買い物程、実物を体感して購入しようと心がけております。(特に住宅などはそうですね!)
もしこのブログを読んでいる方でフリーダムの家に興味があって、まだ直接フリーダムの家に足を運んだことがない方がいらしたら是非モデルハウスにいらしてください!
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