稲田 哲矢
Tetsuya Inada
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BLOG
2025.09.30
稲田 哲矢
Tetsuya Inada
家づくりを考えるときに「明るい家にしたいから窓はできるだけ多く」と考える方は多いです。確かに大きな窓や数の多い窓は採光をたっぷり取り込み、開放感のある空間をつくってくれます。ただし実は、窓は家づくりのコストにも大きな影響を与える要素なんです。
まず単純に、窓を増やせばその分だけ建材費や施工費がかさみます。さらに断熱性能の面でも窓は弱点になりやすく、冬は熱が逃げ、夏は熱が入りやすい部分です。せっかく断熱材を厚くしても、窓の数や大きさが多すぎると冷暖房効率が落ちて、光熱費が高くなってしまうこともあります。
では「窓を減らせばいいのか」というと、それもまた違います。窓が少なすぎると昼間でも照明が必要になったり、風通しが悪くなって暮らしにくくなったりすることも。そこで大切になるのが、窓の配置の工夫です。
例えば、リビングの南側に大きめの窓を1つ設けるだけで、十分な採光が取れるケースは多いです。逆に北側や西側に大きな窓を設けても、採光効果は少なく、夏の西日対策や断熱の面では不利になることも。必要な場所に必要なサイズの窓を設けるだけで、家はぐっと快適になりますし、窓のコストも最小限に抑えられます。
また最近では、性能の高い樹脂サッシやLow-Eガラスを使うことで断熱性能を高めることができます。窓の数を絞った上でこうした高性能窓を採用すれば、冷暖房の効率も上がり、ランニングコストも抑えられます。
「窓は多ければ良い」という考え方から、「光と風を効率よく取り込む配置にする」という視点に変えることで、建築費も光熱費もダブルでコストダウンできるんです。
当社でも、窓の配置や大きさを工夫することで「思っていたよりも明るい家になった!」という声を多くいただきます。設計段階で少し意識するだけで、暮らしやすさとコストの両立は十分に可能です。ぜひ窓選びは「数」ではなく「配置と性能」に注目してみてくださいね。
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