小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2026.03.14
小池 祥子
Sachiko Koike
前回に続き、国内ブランドのご紹介です。
CondeHouse(カンディハウス)です。
家具の五大産地のひとつ、旭川に工場をもち、純正な国産材、特に北海道産木材をつかって家具を製作しているブランドです。
1968年 家具デザイナーでもあり、職人でもあった長原氏により創業。
1963年に、旭川市の海外技術派遣制度を使い、当時の家具の大国ドイツに単身修行に行ったのだそう。
まずは、60年以上も前に、そういう制度を設けている旭川市に驚きます。
ドイツに行くと、北海道のミズナラの木を使った家具が、高級家具としてドイツから輸出されていたことに
衝撃を受け、帰国後すぐに、地元旭川で家具つくりをはじめたのだそうです。
CondeHouseの旭川の工場も実際に訪問したことが何度かありますが、木に対する対峙の仕方が、自然との対峙なんです。地球環境、自然の恵み、循環、森を育てる森林資源との関わり方、などなど、その先にある家具つくりという印象です。
材料を無駄にせず、木に感謝と愛情をもって、刻み、木取りをし、丁寧に仕上げていく・・・そんな空気が
工場全体からも伝わってきました。
工場が好きな理由は、工場見ると、本質が見えるみたいなところが好きなんです。
工程を見るのも勉強になるし、道具の整理整頓具合、我々への挨拶の笑顔、きびきびした作業の様子、など、
ほんとに工場行くとわかるんです。そして見ることで、こうして自信をもって、皆様へご提案できます。
以前は仙台にもショールームがありましたが、今は一番近くて東京の南青山店です。
椅子は座ってから決めたいという方が多いかと思います。ご一緒に、都内ショールームへご案内できれば
喜んでご案内するのですが、難しい場合は、サンプルやエビデンス、そして私のご提案力が試されます。
関東以北は、特にショールームが少ないですので、ここで活躍するインテリアコーディネーターにとっては、
自分の体感と提案が全てです。そういう意味でも、ある一定基準以上の家具(どこの国で製造かわからない家具ではないという意味)は、自信をもってご提案できることになります。
CondeHouseの納入事例①

H様邸
6人掛けダイニングテーブルとチェアをルイスポールセンのシャッターズと合わせました。周辺の造作家具は、シンゴンの框組の扉に、英国のFarrow&Ballの塗料を施し、エレガント&ナチュラルモダンなLDKとなりました。

納入事例② T様邸ダイニングチェア KARI

KARIは海外デザイナーの作品で、背もたれが高めで包み込むような座り心地が特徴。
北欧の椅子ではなく、ここは日本の職人が丁寧に作っている椅子を合わせたことで、
「和」の静けさがでたと感じます。

ビルギット・ホフマン、クリストフ・カーライスは2012年に共同でスタジオを設立。
「素敵なデザインとは、確固たるアイデアに基づき、細部にわたるまで考え抜かれたものである」
という信念のもと、特長的でありながら決して押しつけがましくならない、
そんな製品デザインを目指している。
HPより
まさにCondeHouseの信念!いう感じです。
こちらの椅子は、独身時代にお世話になったデザイン事務所の社長である佐戸川清氏デザインの
名作「WING LUX」。

最後に、私の実家のリビングダイニングを紹介いたします。

いまは、住人のいない住まいとなりましたが、
25年前、父が定年退職した際に建て替えをした、両親の思いのこもった住まいです。
設計も、建築も、インテリアも私たち娘夫婦にゆだねてくれました。
持っている家具にあわせて、ダイニングのチェアにはCondeHouseの「HANAKO」を。
ソファは、HUKLA社のものです。HUKLAもいつかご紹介いたします。
ちなみに、家中のカーテンは全てヨーロッパの生地でオーダー。母の好みと、私の意向でワイワイと楽しんで決めたのを思い出します。
HANAKO

HANAKOは背もたれが特徴で、コストがかかることから廃盤になってしまったのだそうです。
まだまだ立派な椅子なので
座面の張り替えなどで使っていきたい
逸品です。
また次回もおたのしみに。
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