わが県にも、「岩手インテリアコーディネータークラブ」という
正会員、準会員、賛助会員からなる団体があります。
過去に、事務局や、副会長などやらせて頂いたこともありますが、
ここ数年は、なにかの折にのみ、参加するだけの会員に
なってしまいました。

毎年、大小様々なイベントなどを企画するのですが、
今年は、全国的にもはじめての試みというプロジェクトが
終了いたしました。
今日、そちらのお引渡しのセレモニーでした。

私は、ほんのちょこっとだけの関わりでしたが、
少しでも関わった者として、なんとか、今日の式には
参加したい！と、日程を調整して、駆けつけました。

某、県の施設。
わけがあって、こちらの施設で、学業も、生活も。。。
まさに、子供たちの暮らしがあるところ。

そちらの男子＆女子寮のリビングの改装を
岩手ICクラブが行うプロジェクトです。

企画から、引渡しまで、関わった全ての方の”想い”を
今日、現場で感じてきました。

生徒代表として、前にでてお礼の挨拶をした男子生徒。

初めて、お会いしたわけですが、
立派に挨拶するその立ち姿そのものに、
もう、胸がグッときて、
こみ上げる涙を見せないのに必死でした。
一度泣くと、止まらなくなりそうだったのです。

インテリア産業協会のかたも、同じ。
冒頭の挨拶で、途中、詰まる場面がありました。

私の、少しの参加とは・・・

男子のリビングの新調したソファと、カーテンに合わせ、
オリジナルのクッションをデザインする・・・という部分。

あいにく、改装前の現場にも、行く時間がなく、
生徒の雰囲気も想像のまま、
他の方のカラースキームのプレゼンボードを見ながらの
プランでした。

クッションそのものの出来栄えは、まあまあ素敵でしょう？
自分も好きだし、カーテンや、ソファには合う、
いわゆる”かっこいい”感じ？

でも・・・

今日、彼らを見て、

あ・・・

まちがった・・・。・・・と。

もうちょっと、POPさがあったほうが良かったですね。

私も同世代の子を持つ親として、
かなり反省しました。

いかなるケースでも、その場の空気に触れずに
中途半端なことをしては、いけない！・・・と、
感動と、反省の、複雑な想いで帰路についたのでした。

彼らが、少しでも、母心みたいなものを
感じてくれますように・・・。

会場で、風邪ひいた感じ。
寒いので、今夜はホットウイスキー飲みました。

私は温まったけど、
どうか、彼らの心も、温まりますように・・・。

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