小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2012.08.10
小池 祥子
Sachiko Koike
何年越しかのご依頼で、
インテリアデザインで関わっている新築工事があります。
O様邸は、設計事務所のプランに
インテリアデザインの部分で私が関わっています。
ご依頼主は、施主様。
設計事務所側は、どちらかというと、
私を不要だと考えていました。
インテリアコーディネーターは、
最後に家具などを選ぶ人だと思っていたようです。
そして「ICを頼むと高くなりますよ。」と。
それで、一旦、私は、依頼が白紙になりました。
でも、プランが決まって、
工事が始まってから、
いろいろとあり、
私に正式にご依頼くださいました。
急遽、造作家具や、各所の納まり、ディテール。
照明計画に、仕上げ材選定。
ほんとに、いろいろな部分に関わりました。
他の物件に支障がきたすほどに、
こちらの物件は、盛りだくさんでした。
それほどに、当初からお客様の住まいのコンセプトは
高いところにあったことは、
わかっていたので、頑張らせて戴きました。
現場の皆さんのためにも。
工事も、山場を向かえ、
徐々に姿が見えてきて、
私も感無量です。
勿論、家具や、ウインドウトリートメントは必須業務ですから、
今は、エレメントの部分を楽しく打合せ中です。
現場の方々とも、すっかり馴染みになりました。
お客様との打合せは、何十回でしょう・・・
数え切れません。
ある打合せの席で、
こんなことを言っていただき、
感動したことがあります。
「小池さんは、名刺になんと肩書きを書いていましたっけ?
インテリアコーディネーター?
一般にインテリアコーディネーターに抱くイメージや、
仕事の内容と、
小池さんが関わってくれる仕事の内容って
全然違って、
もっと、住まい全体のプロデューサーっていうか、
プランナーっていうか、
全体をコントロールして、
いろんなデザインをまとめてくれるから、
小池さんには、インテリアコーディネーターだけでない、
もっと違うネーミングがいい!と、
ずっと考えているんですよ!
なにか、ピッタリ来るのがないかしら。
お願いしてなかったら、どうなっていたか。
ほんとに有難うございます。」
と。
嬉しかったです!!!すごく。泣きそうでした。
自分でも、肩書きは、
自分の仕事を一言で表現するには
しっくりこないなあ・・・と悩みどころだったのは事実です。
名刺は
「インテリアデザイナー」
としていますが、
受けるイメージでは
商業施設デザインの方をイメージするようです。
スタンスは、あくまでも、「住まい」。
ライフスタイルの方なんです私の興味は。
「インテリアコーディネーター」でいいのですが、
どうも、既製品を選んで提案する人
だと思われる節があり・・・。
でも、こんなことを、
実際に関わっているお客様が
感じてくださったことは、
最高に嬉しいことでした。
私のオリジナリティとして
感じていただけたと捕らえています。
自分スタイルでこれからも
いろんなことにチャレンジしていこう!
と再確認いたしました。
ぽちっと宜しくお願いします
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