小池 祥子
Sachiko Koike
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【完成見学会開催中】「アマン東京」の色味をご提案したお住まい
2020.07.04
昨日から開催中の完成見学会
「光と影と四季を感じながら
家時間を愉しめ和モダンの家」。
打ち合わせ中のエピソードを少し
ご紹介致します。
K様からお住まいのイメージ画像を
拝見した時から
「和」の要素をリクエスト頂いておりました。
その頃お持ち頂いたイメージ画像は、
黒い縁の障子に
黒に近い濃い茶の木部
と、古民家的な要素の強い
重い和の雰囲気でした。
でも伺っていくと
その感じに強くこだわっているわけではない
事も感じ取れました。
私はインテリアのディレクション担当でしたので、インテリア方向性を
K様のご家族の雰囲気や
小さなお子様たちの成長が育まれること
などから、少し違う切り口で
ご提案させて頂きました。
その時イメージした配色が
「ホテル アマン東京」です。
白木の障子や木部が美しく
そこに無機質なグレーの色味が合わさる
まさに和モダンな空間。
お見せした アマン東京
カウンターや障子まで濃くするのではなく
白木で抜け感を出し、
縦格子のモチーフや
和のデザインの照明器具で
ポイントをつくるご提案です。
テレビ台のくる壁をアイポイントとすることや、テレビ台を中心にスタンド照明と
グリーンを左右に置き
非対称な和空間も
裏紙にザザッと書いて
ご提案した記憶があります。
とっても気に入ってくださり
そこからK様邸のお住まいの
空間イメージが定まり
一気に楽しいお打ち合わせに
進んでいかれたように感じます。
白木と濃い茶の木部のバランス
グレー
藍色
上記のお色の構成で
とても落ち着くお住まいと
なりました。
2週間の開催です。
是非お運びください。
グレー&白木
「洋」の空間に白木の障子がカッコいいです
アマン東京の配色をイメージして。
「荒間障子」あえて大きなスパンで格子を組みました。
低い灯が落ち着くのです。イサムノグチの「Akari」
ペンダントのデザインは空間に
大きく印象つけます
コロンとした和のペンダント
ご夫妻とも気に入ってくださいました。
藍色の生地は質を重視して
亀甲柄に見えるファブリック
寝室の藍色のシェード
組紐のようなモチーフのタッセルで
和にリンクさせます
欄間風の格子
ニッチのアクセントのタイルも品よく
対角線に奥行き感を出す設計は
社長のこだわりです。
コロンと浮いたように下がる
照明が何とも
癒されるK様邸です。
