無添加住宅　開発者の秋田憲司さんが、本を出版されました。

『　未来の家作りは、江戸時代に学ぶ。』
秋田憲司著 　　文芸社　

今回も、秋田さんの植物の豊富な知識をベースに、

楽しみながら無添加住宅がわかり、更に、住宅の社会問題までをも学べるようになっている一冊。

その中でも、住宅とは、一見全く関係のない『菌』について
説明されていて、これが結構興味深いのです。

要約すると、
大昔から使われている「しっくい」は、強アルカリ性のため、

麹（こうじ）菌のみが繁殖でき、昔の人は、それを食べ物に上手に利用してきた。

生ハム、日本酒の酒蔵、しょうゆ蔵、みそ蔵・・ｅｔｃ

こういった建物は、すべてしっくいでできている、のだとか・・・。

それにしても、秋田憲司さんの知識には、いつも驚かされます。
秋田憲司さんは、植物や菌、それにまつわる住まいのことなどになると、
誰にでも熱く語ってくれますので、

今月からブログも始まっています！（こちら）。

学生時代からの抱腹絶倒の植物採取エピソードは、
『秋田憲司のアスタラマニャーナ』

とても素朴な方のように感じられるかもしれませんが、
設計されるとこんなに都会的なデザインも大変得意でいらっしゃいます。

秋田憲司さん独特のデザインに、ファンの方も多く、
阪神圏には、秋田憲司さんデザインの無添加住宅がたくさん建築されています。

外観デザインは、なかなか真似のできないもの、と思います。

秋田さんに設計デザインを依頼されたい方は、
『無添加住宅│Higashino　Naturally　House』へどうぞお問合せ下さい。