小池 康也
Yasunari Koike
CLOSE
CLOSE
BLOG
2009.07.14
小池 康也
Yasunari Koike
病院でのあるきっかけから、猛烈に北欧に行きたくなりました。
そもそも、北欧の家具や雑貨、住宅など、デザインの高さは、
今更私から説明する必要はないほど、知れ渡っていますよね。
調べてみると、IKEA、H&M、VOLVO、SAAB、ノキアなど、
世界を席巻している企業も、北欧出身がすごく多い。
知れば知るほど、興味の湧いてくる未知の北欧の国々。
書店で「受けてみたフィンランドの教育」との本を立ち読みして、
更に北欧の実力を知りました。
「フィンランド」は”世界第一位の学力”を持つ、教育大国!
OECDによる国際的な生徒の学習到達度調査では、
「科学的活用力」や「数学的活用力」などの項目で、世界一なのだそうです。
(日本は10位!)
デザインや企業以外にも、そんな実力がったとは、
「すごいぜ、北欧」と思っていたら、その学習方法がもっとすごい。
「受けてみたフィンランドの教育」 実川 真由著 によれば、
・受験がない! ⇒ うらやましい
・授業料無料! ⇒親としては、更に、うらやましい
・塾もない! ⇒受験がないから、だそうです。
・校則がない! ⇒さすがです。
・テスト前は「勉強」しない。その代わり「読む」 ⇒テスト前は、「勉強してる?」ではなく
「読んでいる?」が生徒の会話だそうです。
・テストはほとんどが作文(エッセイ)!しかも、制限時間が無い!
いちばん驚いたのが、
・数学のテストは計算機(関数電卓)持込可 ⇒「計算機を使い、
いかに考えるかに重点を置く」とのこと。
まさに『考えるクセ』が、幼少から特訓されます!
高校卒業後に直接大学に進学するのは三割程度 ⇒ 勉強したい人だけが、
ほとんどは20代~30代で入学する 行くってことですね。
素晴らしい!
いやいや本当に日本とは違いすぎていて、イメージが湧きません。
逆に、フィンランドで”学習塾”を説明しても、
「学校で勉強が終ってから、さらに塾に行って勉強する・・!?」と、全く理解されなかったそうです。
しかし、こんなに勉強している日本、韓国、中国などの、
アジアの国々より優れた学力とは、きっと、とてつもない教育方法なはず。
このような学習方法は「フィンランド・メソッド」と呼ばれている、とのこと。
お子さんをお持ちの方には、きっと気になる考え方。
(私は、気になります)
北欧経済・教育&デザイン大国へのおどろきと探求は、まだまだ、尽きません。
このつづきは、またの機会に。
みなさんは、このお話どのように感じられますか?
CONTACT US
フリーダムデザインの家づくりに興味を持たれた方は、お気軽にご相談ください。