（ウィキペディアより）

場所を選ばず、いつでもどこでも音楽を聴くことのできる製品の登場は
画期的な出来事であり、世界的な大ヒット商品として、
ヘッドホンステレオの代名詞となるなど社会現象になるほどであった。

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ソニーの有名なお話。

社長の盛田昭夫氏が、ウォークマンのアイディアを発案したときに、
社内の誰もが反対した。

しかし、盛田氏はこれを突っぱね、製品発表までこぎつけ
その後の世界的成功にこぎつけた。

ソニーのポリシーとして、
「我が社のポリシーは、消費者がどんな製品を望んでいるか
調査して、それに合わせて製品を作るのではなく、
新しい製品を作ることによって彼らをリードすること。
　　　　　　　　　（中略）
だから、我々は市場調査などにあまり労力を費やさずに
　　　　　　　　　（中略）
消費者とのコミュニケーションを通して、
そのことを教え、市場を開拓していくことを考えている。」

この話はずいぶん前に聞いた話だが、
現在のアップルにそっくりではないだろうか。

商品アイディア、プロダクト・デザイン、スティーブジョブズのプレゼン・・など
全てに通じるアップルのアイディンティティ。

考えれば考えるほど、往時のソニーとかぶって見える。

大衆の顕在化したニーズを後追いしていては、
現代では全く通用しないことはみんな分かっている。

では、どうしたらよいのだろうか。

真剣に自分と世の中と対話することだ、と思う。
答えはすでに自分の中にあるはずだ。