小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2015.03.13
小池 康也
Yasunari Koike
今日は「組織風土=組織のアイデンティティ」についてエントリーします。
組織風土は、会社ならば社風と呼ばれるものです。
組織の暗黙知というべきものです。
社風というものは、
組織として「積極的にやっていくこと」「あまり積極的に進めていくべきでないこと」「やってはいけないこと」「決して、やってはいけないこと」が共有化されていることだと考えています。
これが、なかなか浸透させるのは難しい。
時代と共に、変化していくものでもあります。
よく脳科学として「潜在意識」と「顕在意識」が取り上げられます。
人間の意識は、90%が潜在意識であり、顕在化している意識が10%と言われます。
皆さんも自動車の運転をしていて、ボーっと他のことをずっと考えているのに、自動運転システムの様に意識もせずに、自宅に到着している(^^;・・・、
なんていう経験をされたことがあると思います。
まさにこういうことが、潜在意識です。
10%の顕在意識の積み重ねが潜在意識になっていく。
会社での行動規範も、顕在意識の積み重ねが、組織の潜在意識となって社風となる、
ってことだと思います。
では、組織風土を作っていくのはどうするか?
それは、ここはおかしい! それは素晴らしい! と声を掛けながら、
行動をその場(これがむっちゃ大事です)で判断して、
組織として「やっていいこと」、「やってはいけないこと」を説明して、
考え方そのものを熱く伝えていく。
「教えるのではない、伝えていく」
これに尽きると思います。
ただ、これには前提条件があって、
そのチームメイトがの意識が「自立していること」だと思います。
自立の反対が、依存ですね。
組織に依存している、
誰かが助けていくれるとか、
自分がやらなくても誰かが最後やってくれる、
という意識です。
かくいう私も、この時期があったのでよくわかりますが、
意識の自立をするためには、責任感が自立をさせてくれます。
責任感とは、依存の反対で「ここは、私が何とかしなきゃ!」の意識で、
私は「トイレットペーパーの芯の法則」と呼んでいます。
まあ、責任感もそんな簡単に育たないです。
ではどうすればいいのかというと、
私の大好きな言葉である
『自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ』
ということだと思うのです。
自分の意識を変えるのは、環境を変化させることでしかできず、
環境を変化せるのは、成人してからは、自分自身にしかできません。
たとえば、
自信はないけど興味があるから、新しいプロジェクトリーダーに立候補して、全てを切り盛りしてみる、
とか、
この部分はすべてを自分で引き受けて、起こったことは全て自分が発生理由と考えて行動してみる、
などですね。
テリー伊藤さんのもとで育ったと話しておられるSOD創業者の高橋がなりさんは、
「ロケの際に天気が悪かったのも、お前の気合が足りないからだ」とテリーさんに怒られたと紹介されていましたが、責任感とは、そういうことだと思います。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのもすべて自分の責任と思え」と言ったのは、一世を風靡した経営コンサルタント 一倉定さんですが、経営者にも会社の責任とは、その様に考えろ!との教えだったのだと思います
さて、そもそもの「組織風土=組織のアイデンティティ」とは、
各自が自立した意識をもって、組織の潜在意識が統一されていること、というお話しでした。
だからこそ、フリーダムデザインでは、
声を出してコミュニケーションを図っていきたいと思います。
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