弊社では、工事品質マニュアルを作成しており、その通りに施工されているかを10回にわたって第3者機関に検査を受けております。今回は、配筋検査を受けている様子です。
こちらは、ホールダウン金物の埋め込み深さの確認です。
ホールダウン金物も、引抜力によって基礎に埋め込む深さが違ってきます。
がしかし、その様に埋め込む深さが違うことを現場を管理する人、設計監理者が知らなければ、結果的に品質不足になってしまいます。
申し訳ありませんが、実際は知らない管理者が多く、現場の職人さんたちに任せきりになっている現状だと思います。
現場で働く方は、99%はまじめな方ばかりです。知っていれば、品質が不足することはあり得ないと思います。
こちらは、深さを確認した画像です。
下の画像は、アンカーボルトの向きを確認した写真です。
アンカーボルトのフックの部分を、基礎梁外側、人通口側に向けた場合は、フックからのかぶり熱さ30mmが確保できません。
フックは、基礎通り芯の端部反対方向に設置しなけらば行けません。
こちらは、多重結束になっており、NGの画像です。鉄筋結束は、2本迄に訂正施工しました。
下の画像は、モルタルピンコロの高さが確保できておらず、NGの画像です。
基礎スラブ配筋下面からのかぶり厚さは、60mmの確保が必要です。
ちなみに、スペーサーピッチも1000mm以内が、施工品質のルールです。
鉄筋の自重で垂れてきても、かぶり厚さが確保できる寸法です。
指摘された部分は、すぐに手直しして是正します。
職人さんも、今まで疑問に感じていたことがはっきりと分かると活き活きと作業してくださいます。
毎日基礎工事を施工されていて、たくさんの元請会社、設計事務所さんが要求して来ることもまちまち。
何が正解か分からなくなるとお聞きしましたが、その通りと思います。
職人さん皆様も本当にまじめで、良いものを作りたい気持ちは全員が同じです。
だからこそ、全員が共有できるマニュアル教科書の重要性を感じますし、大切な財産を預かる私たちの仕事だと思います。
↓↓以前書いた記事です↓↓
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