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自分が最初に幸せにならなければ、周りを幸せに出来るはずがない|Freedom-design
2021.08.27
会社運営をしていく中で、大切にしていることがあるのですが、私の想いが描かれていました↓↓↓
黒田官兵衛や西郷隆盛に影響を与えた書物
數土文夫(JFEホールディングス特別顧問)
私がこの三十年来、とりわけ強い関心を抱いてきた東洋古典の一つが『管子』です。(中略)
日本でも、「管子」は広く読まれていました。
黒田官兵衛、二宮尊徳、上杉鷹山、西郷隆盛、山田方谷、渋沢栄一など、強く影響を受けたといわれています。
管仲の考え方が端的に示されているのが次の言葉です。
「倉廩実(そうりんみ)つればすなわち礼節を知り、衣食足りればすなわち栄辱(えいじょく)をしる」
(倉の中の品物が豊富になってくると、人は初めて礼節を知る基盤ができ、
日常生活に必要な衣食が足りてくると、
初めて真の名誉、恥辱がいかにあるべきかを知る基盤ができる)
管仲は、一国の支配者たるものは、まず四季を通じて生産計画を円滑に進ませ、
経済を豊かにさせるように配慮しなければならない、と説きました。
物資が豊富な国には、どんなに遠くからでも人民は集まってくる。
政治は人民の支持があって初めて成り立つものであり、人民の手厚い豊かな社会を築くことこそが、
人心を掌握し、国に道徳をもたらす基盤ができると考えたのです。
365人の仕事の教科書(致知出版)
◾️まずは、自分が幸せになる
同じことを、冒険家 白石康次郎さんの講演で伺いました。講演で白石さんは、
「最初に、自分が幸せになって下さい。
次に、周りの人にも幸せになれる様に手伝ってあげて下さい」
とおっしゃっていました。
白石さん↓↓↓
◾️アテンドする人が幸せに
私たちは住宅建設に携わっていますが、「家を建てる」のは、人生の究極の幸せな象徴、と思います。
家族と健康に恵まれて、仕事にも自信を持ち、新しいステージに踏み出すという事だと思います。
そのお客様家族に寄り添って、お住まいをお手伝いさせて頂く立場の我々も、経済的にも、気持ち的にも満たされた、幸せな状態が必要だと考えています。
◾️自分が荒れたら、目前を利益化するのが普通
物心両面で満たされた状態だからこそ、お客様の幸せを願う家づくりが出来る、と思うのです。
その状況を作るのは、国なら支配者政治家であり、会社なら経営者 社長だと思います。
カッコつける訳ではなく、社員スタッフへの賞与をちゃんと支給出来るのか、いつも心配です。仕事の過密度も、退勤時間も気になります。
全然至らないことは分かっています。ただ、その様には心掛けたいと思っています。
気持ちが荒れたら目の前のお客様に、自分の利害を超えて良い提案など出来るはずもありません。
とにかく早くこのお客様を、自分の利益にしようと躍起になるのが普通の人間だと思います。
だから管子の説く
「倉の中の品物が豊富になってくると、人は初めて礼節を知る基盤ができ、
日常生活に必要な衣食が足りてくると、初めて真の名誉、恥辱がいかにあるべきかを知る基盤ができる」
をいつも忘れずに会社運営をしたいと思っています。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること