小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2023.03.02
小池 康也
Yasunari Koike
【ウッドショック、その後】
世の中でも大きく報道されたウッドショックのお話です。
⚫︎ウッドショックとは?
ウッドショックは、コロナ禍を原因とする木材不足、それにまつわる価格高騰です。
材料は、ウッドショック前の約2倍まで跳ね上がりました。
また、「その値段で良いから、持ってきて!」と言っても
「すいません、入荷見込がつきません^^;」の様なやり取りがされていました。
⚫︎価格はピークを過ぎました
今現在は、木材価格は落ち着きました。2倍まで上昇しましたが、現在は約1.6倍程度まで下落しました。
業界では、この価格で落ち着くだろうと見られています。
高くなったとは言え、まずは安心な様相です。
⚫︎他材料は下がりません
他の建材は、まだ上昇しているものもありますが、スピード感は落ちてきた様に思います。
ただ、木材は価格は下がりましたが、他の材料は下がる事はありません。
⚫︎前の価格には戻りません!
ですので、住宅一棟では過去(ウッドショック前)の価格に戻ることは、もうありません。
⚫︎コロナでデフレ終了へ
失われた30年と呼ばれるデフレ時代も、このコロナ禍によって強制終了となりました。
どんなに国全体で頑張っても、出来なかったことが、パンデミックで終了になるとは、誰も予想出来なかったですよね。
⚫︎インフレ時代へ
さて、デフレ→インフレへの移行は、どんな風になるのでしょうか?
まだまだ、我々のデフレ根性が変化するのには、時間がかかると思われます。
「価格が上がったのが、ショック」から「価格が上がるのは、当たり前」にマインドが変化して行く。
「給与も上がるし、モノも上がるから、現時点で品質の良い物を購入しよう」に変わって行くでしょう。
価格up反対的な「デフレにしがみつくグループ」もあると思いますが、この世界的な流れは止めることは出来ないはずです。
という事で、「ウッドショックとデフレ→インフレ」の話題でした。
こんな長文を書いて、頑張り過ぎて、息切れしないか心配です。
おわり
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