午前中に新規のお客様の打合せがあり、
午後は、進行中のS様邸の打合せで、
一同ご来訪いただきました。

S様は、学会などで行かれた先々で、
いつもお土産を頂戴いたします。
今日も戴いてしまいました。

ねんりん家のバームクーヘン。

帰省する妹が、いつも買ってきてくれますが、
美味しいですよね。バームクーヘンが基本好きです。

さて、今でも、初対面のお客様とお会いするときは
緊張しますが、それはお客様も同じかもしれません。

お客様と対面しながら、
暮らしのご要望を伺い、ご提案するという仕事をして、
２０年以上が経ちました。

黙々と、ストイックに、想像力＆創造力を働かせながら、
プランニングをする時間も好きですが、

それは、相手がいるからこそ楽しいと感じる。

お客様にプレゼンしたときの反応を直で感じることが出来るから
次のプランにもっと膨らみが出せる。

独立前に、一時期、メーカーへ依頼が来る物件の
照明プランを日に何件もこなす仕事をしていたときがあります。

暮らす方の情報が一切ない中でプランすることの
不自然さに、悶々として、
依頼先へ、わざわざ電話でインタビューして何んでもいいから
キーワード探しをしたことがありました。

あの時思いましたね。
お客様が見えない中で、コーディネートは出来ない。
いや、やらない・・・と（笑）。

昨日、久しぶりに訪問した先のお客様に、
こう言って戴きました。

「施主の要望をただただ形にするのは
プロの仕事ではない。
正しいか、合っているか、私たちは素人だから。

こうしてはどうか。
こうしないほうが良い。

など、きっぱりと、小池さんはご提案してくれたし、
アイディアをくださったのが
とっても良かった！
本当に感謝しています。」

と。

嬉しかったです。

インテリアコーディネーターとして、
当然の業務かもしれませんが、

お仕着せではなく、
施主様の側に立ち、
玄人としての目線で、
ベストなご提案をする

という、シンプルな事が
とっても大事で、
それを全力で仕事する自分で
いつまでもいたいなあと感じるのです。

ぽちっと、よろしくお願いします。↓↓↓