インテリアコーディネーターという仕事が
私は好きです。

いきなりですが（笑）。

今まで、沢山のお客様に接してきましたが、
今更ながら、基本的なことで悩んでおります。

直接、ご依頼いただいたお客様。
お客様は、ICの私に信頼をおいてくださっていて、
かなり、期待をしていただいていると思いますし、
私も、それ以上に、応えたいといういう熱意を
持っているつもりです。

設計・施工の会社さんとは、勿論、建築予算ありきと
なります。極端に離れたプランをしているようじゃ、
これはこれで、ICとして、失格だと考えます。
工事金額も、紆余曲折あり決定した経緯があり、
インテリア全般を計画する私は、
それを念頭において、プランをするわけです。

しかし、経験値から思うに、
施主様のお暮らしと、ご要望と、
工事金額が合わない・・・というのが私の見解。

で、何に悩むかというと、

素材や、デザイン、器具のセレクト、
照明計画全てにおいて、

「こうしては、いかがでしょう！！」

という、私のコーディネート案でいくと、
相当に、オーバーするわけです。

予算を気にしないICが、いいとは思わないし、
予算を気にしすぎて、小さくまとまりすぎるICも、
どうかと思う。

今の自分はどうか・・・。

そのさじ加減で、葛藤している私です。

最近、よく読む某ICさんのブログに、

「押しの弱いIC」

という話が載っていました。

その方は、人にそう言われたそうです。

私は、「ICの”押し”ってなに？？」

と、思うわけです。

自己満足？

自信満々？

意見を聞かず？

いいモノは、いいのよ！的な感じ？

押し通さないといけない環境、状況自体、
施主様と、意思の疎通が図れていないと思います。

本来、押し通すんなんて、強行突破しなくても
よいはず。。。と思います。

こういう話もブログなどで、目にすることがありますね。
「担当ICの人に、言いくるめられた。」
「イメージと違う。」
という施主の方の後日談。

そう思われては、ICは大失格だと思う。

ICは、
中立な立場で、
柔軟性をもち、
あらゆる引き出しを出せるようにし、
もっとも、施主様に喜んでいただける仕事をする。

と、いうのが、私の考えるICのイメージ。

”私のコーディネートは何々風になります”

・・・なんてことは、論外。

どんなコーディネートも、素敵になすICでいよう！が持論。

で、今の自分はどう？

施工会社の予算+αでまとめた照明計画。
このくらいの+αは、許容範囲です☆と、
お客様に言っていただき、基本はOK。

でも、設計施工の方に、
「もっと、器具も配灯も、凝るかと思っていた」
というようなことを言われました・・・。
予算厳守・・・と言いながら。

照明器具メーカーは、１社の中でといわれたのを、
無理です！と頼んで、２社でプラン。

いつもの私なら、２社どころか、
３社、４社ですよ（笑）。

お客様の満足度！

この実現のためには、

小さくまとまらずに、
程よい、さじ加減のところで、
ベストプランをご提示しないと、
駄目だーーーっ！

と、自分に叱咤激励をした私です。

何事も、その”さじ加減”が、
難しいのですよねぇ。

自分の背中をピシャン！と、叩く気持ちで、
完成度の方向性を明確に、
コンセプトがぶれない仕事をしないと！自分っ！（笑）

毎日が勉強ですね。

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