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フリーダムデザイン

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デザイン料について思うこと

2021.08.01

小池 祥子

Sachiko Koike

先日お客様とお打ち合わせ時に

ハッとするお話がありました。
今、いろいろなお客様と接していて
感じることは「口コミ」です。
口コミ自体はトレンドでも何でもなく
昔からお店の流行りは
女性の口コミが1番効くなんて言います。
最近ではそれが検索になったりするわけですが
経験のある親しい方に直接感想を聞く
ということもよく聞きます。
あるお客様も弊社で住まいづくりを
されることをご友人に相談されたところ
「この人がいる会社でしょう。
おしゃれだけど絶対高いよ。」
と私の掲載された雑誌をお持ちで、
そう言われたそうです。
「デザイン料が別にかかる」
というイメージだったようです。
それを聞いてハッとしたのです。
少し話をインテリアコーディネート料や
インテリアデザイン料=
フィー(報酬)について触れてみたいと思います。
これは我々インテリアコーディネーター仲間も
永遠のテーマだねとよく話題にします。
それぞれの仕事の力量や
関わる内容も多義にわたるので
一概に●●% みたいにくくれないところがあるからです。
私はフリーランス時代もありましたから
その頃は
インテリアコーディネート料
インテリアデザイン料
というフィーを仕事の対価としてお支払い頂き
事務所を営んできました。
今も弊社での新築工事以外の仕事は
基本私が主体で進めますので
インテリアコーディネート料などの
報酬=ソフト料を工事費以外に申し受けて
仕事している実例も多くあります。
ではこれは何の金額でしょうか?
実はお客様が思う以上に
かげで相当の時間をかけて
ゼロからプランニングし
空間をご提案する作業を行っております。
物件は常に並行して10件以上はありますので
のんびりと一件を考えるなんてことは
あり得ません。
高額のご予算でも、ご予算重視の方でも
基本作業時間は同じ。
むしろコスト調整のシビアな方が時間が
かかるかもしれません。
一回の打ち合わせに向けた準備は
疲労するほど準備致します。
例えば歯の治療に行って
とりあえずどういう治療かやってみて。
よかったら払います
なんてことはあり得ませんよね。
治療行為に対しては
初めから支払いが伴って考えます。
デザインも同じだと思います。
成果物ありきではなく
プロセスから仕事だからです。
フリーランスの頃は
「リビングダイニングを素敵にしたい。
家具もかえたい。全て込み10万くらいで。」
という問い合わせが時々ありました。
普段の暮らしから10万を急に捻出することは
容易いことではないのでお気持ちは
良くわかります。
ただ、ご自分のお給料で考えてみてください。
仮にトータル一カ月くらい、
こちらのお仕事に
時間を使ったとしましょう。
10万のお給料で暮らせますか?
家具や小物の予算は
捻出できると思います?
仮に通販カタログを集めて
予算にある家具をコーディネートしたとしましょう。
安全面、素材感、サイズ感など
検証事項は高価な家具とかわりません。
そう俯瞰していただくと
トータル予算のあり方が
見えてくるかと思います。
お客様には申し訳なかったですが
上記のご予算イメージの依頼は
成立したことはありません。
かけた時間と
クリエイトする作業を
考えると
「小池さんのフィーは
もっと頂いていいと思いますよ。」
とフリーランス時代の
一緒に仕事した業者さんから
言って頂いたことが何度もありました。
「設計料はこのくらいなんだから
小池さんのデザイン料は安い」と。
報酬額は評価に匹敵すると思うので
とても光栄なご指摘でした。
…というわけで、
話は冒頭のお客様とご友人の
会話に戻るわけですが、
ご友人のおっしゃる
「インテリアコーディネート料」は
弊社の新築工事では
頂いていないことを
お伝えしたら
びっくりされていました!
弊社の新築工事は
家具カーテン、照明計画、
オリジナル造作デザイン
納品セッティングに至るまで
トータルインテリアコーディネート
である
のが1番の特徴であるにも
かかわらず、
弊社の新築工事では、
「インテリアコーディネート料」を
なんと頂戴していない!
というのが
自分自身、良くも悪くも
ハッとしたのです。
「設計デザイン料」
という項目での計上は
お見積もり書に明記しております。
これは通常の自社設計の工務店では
当然の経費。
項目は、設計料+デザイン料ですが
社長の設計料と
私のインテリアデザイン料
の合算と考えると
とてもお値打ちすぎる
計上価格となっております。
これはフリーダムデザインの家づくりの
他社にないメリットだと思います。
参考までに…
一般に、設計事務所の方の設計料は

建築費の10%とかが多いと聞きます。
インテリアコーディネート料は、
今の弊社の新築のお客様に費やす
平均的な私の仕事内容と同等の
ご依頼を頂いたとしたら、
70万くらいのコーディネート料で
お受けしていたと思います。

フリーランス時代にご依頼頂いた
ハウスメーカーの案件で、
決まった建材の中から
選定していくインテリアコーディネートで
30万くらいでした。
これを弊社ではなんと
計上しておりません!
弊社の大きなお得ポイントです!
ちなみにどんな会社でも
設計料は
項目に出すか出さないかの違いは
あるにせよ、計上しています。
設計やデザインの仕事は
ボランティアじゃないですから
必要経費です。
ここをしっかりご提示して
それ以上のご満足度をご提供できるのが
本当のプロではないかと私は思います。
フリーダムデザインの他社にない価値
を大いにアピールしたいです。
合わせて
新築工事でも
インテリアコーディネート料を
計上しないことが
実は、果たして良いことなのか?
それで良いの?
と自分にも問いかけたのです。
もしかしたら
自分の仕事、大きな特徴に対して
かかる経費を明確にご計上する方が
ブランディングとして
評価されるのではないか?
など、
自分のこれからの仕事のスタイル
についても考えるきっかけと
なりました。
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小池 祥子

Sachiko Koike

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