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『 中越沖地震、その後・・ 』

2007.09.16

小池 康也

Yasunari Koike

故郷 新潟県柏崎市に発生した「中越沖地震」も、2ヶ月を経過しました。
(地震直後の記事は、こちら


                            (被害の大きかった新橋地区)

マグニチュード6.8、震度6強を記録し、

死者:11名
重軽傷者:1,957名
建物全壊:1,082棟
建物大規模半壊:348棟
建物半壊:1,987棟
建物一部損壊:25,102棟
  (ウイキペディア)

という爪あとを残しました。

地震の報道も少しずつ少なくなりました。

震災後のその後の”我が家”の様子をご紹介します。

 【納得いかない判定】

市内全域の建物に、柏崎市役所職員の方々を始めとして、

”建物被害調査”に入っていただいて、

我が家は「一部損壊」と判定されたのだとか・・。


                     (これは、地震直後の危険度診断の写真)

しかし、納得が出来ない家族たちは、

”異議申し立て”を行い、

再度調査に入ってもらうことになりました。

調査に来ていただいた市役所 担当の方は、

「今回の地震での対応が、

今後の日本の震災の重要な指針となります。

そのためにも、住民の皆さんにも、我々にも

納得がいくまで調査し、検討を重ねましょう!」

と言ってくださったとのこと。(家族皆が感激したそうです。)

知り合いの建築士の方にも同席いただき、

数時間の調査後、判定は「半壊」となりました。

 【迷走する一般市民】

全壊や半壊、一部損壊などの判定により、

補助金が助成されます。(半壊は100万円を支給していただく予定。)

皆さんからのご支援のおかげです。

もちろん、これで”全壊、半壊”の方たちの住まいが、

全復旧するものではありません。

あくまでも個人的な印象でしかありませんが、

外観上は影響がないように見える家でも、

液状化現象で地盤そのものが変動してしまった以上

耐震性云々ということではなく

ほとんどのお宅は傾いてしまった”、と感じています。


                    (”液状化”し噴き出した我が家の駐車場)

    罹災状況の判定 → 援助金の決定 → 各自の工事  

と進むわけですが、復旧工事のガイドラインがあるわけではなく、

皆さん「一体どうしたらよいの・・!?」と困っていらっしゃるのが実情。

何社かの建築業者さんに来てもらっているようですが、

どの業者さんも、この様な震災後の復旧工事は初めてなわけで、

皆さんおっしゃることも違い、更に迷走するばかりだった、とのこと。


                             (地震直後の我が家の様子)

「最終的には、信頼できる方と出会いがあり、

援助金の範囲で出来る工事を行う事にしたよ。」

と少しほっとした母から電話をもらいました。

どんな場面でも、

結局は、人の想いと情熱」に頼るしかない、と感じます。

       皆さんは、どの様に感じられますか?

ライフラインの復旧、安全の確保が最優先されますが、

その後、第二段階での”民間レベルでの復旧工事あれこれの経験”が、

今後公表されていくことに期待したい、と感じます。


               (自衛隊の皆さまには、本当にお世話になりました)

小池 康也

Yasunari Koike

趣味:

ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること

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