小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2008.05.09
小池 康也
Yasunari Koike
怪獣やヒーローモノは濁(だく)点が付く名前が圧倒的に多い。
ゴジラ、ガメラ、キングギドラ、バルタン星人、
ガンダム、マジンガーZ,ゲッターロボ、ゼットン、
はたまた、キングコング、ダースベーダーまで、
いくらでも上げることが出来ます。
もしも、ゴジラが「コシラ」や、
バルタン星人が「ハルタン星人」だったら・・・、
気が抜けます。
「”ゴルバチョフ”と”プーチン”」はどちらが強いイメージか?
こう尋ねたら、圧倒的に
東西冷戦を終わりにした”ゴルバチョフ”の方が、
KGB出身の”プーチン”よりも猛々しいイメージを持つはず。
このように、気が付いていないけれど『言葉が持つ語感』で、
第一印象を判断しているのかもしれません。
そう考えると、「自分の名前がどんな印象を与えているのか?」
「自分の口癖が周囲にどんな効果をもたらしているのか?」
大変興味が湧いてきます。
これは、「女たちは、なぜ”口コミ”の魔力にハマるのか」(KKベストセラーズ)などの著作をもつ
感性アナリスト黒川伊保子さんが唱える
「言葉の潜在的な印象=サブリミナル・インプレッション」のお話。
もちろん、ネーミングによる「マーケティング理論」にも
当てはめて考えることが出来るようです。
黒川さんによれば、
シャネル、ブルガリ、ヴィトン、ディオール。
高級ブランドの語感も魅力的なものが多いのですが、
「女性がどのブランドが好きなのかによって、
意識の傾向を探ることが出来る」、のだそうです。
『高級ブランドは、語感について二つのグループに大別されます。
代表的なのが、シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトンのような、
やわらかい発音で構成された”社交界のマダムを彷彿させるようなブランドネーム”。
対して、グッチ、プラダのように、吐き出すような破裂音で構成されたブランドネーム。
ブルガリは、その中間。
シャネルグループのブランドネームは、”華があり、女らしい”。
グッチグループのブランドネームは、対して”アグレッシブ”。
強い向上心や、他者を見下す迫力があります。
なので、「プラダが好き!」という女性は、”向上心が強く、キャリア志向が強い”。
「いつかはシャネル」という女性たちとは違う迫力が潜んでいる』のだとか。
と、以上の話を周囲の女性に話すと、一様に「すご~い、当たってる!」との声。
う~ん、これは考えるほどに、なかなか奥が深そうな話題です。
では、自分自身はもちろん、それぞれの名前はどんな語感の印象なのだろう?って考えます。
皆さんは、”言葉の持つ意味以外の語感”どのように思われますか?
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