前回に続いて、「セルフイメージ」についてです。

野口嘉則さんによれば、

「自分自身にレッテルを貼って、セルフイメージを作り上げている」

「現在の自分、未来の自分も自分自身で作り上げた姿」である、

と言っておられます。

つまり、『”セルフイメージ”は、自分自身に”アクセルの役目”も果たすし、

逆に”ブレーキの役目”も果たしてしまう。』ということになります。

『”自分は凡人だ”　というセルフイメージを持っていると、
”凡人の域”　から抜け出すことが出来ない。

”自分は優秀だ”　というセルフイメージを持っていると、
”優秀止まり”　で、それ以上の高みに到達できない。

”自分はアウトスタンディング(＝完全にグンを抜いた高いレベル）だ”と
いうセルフイメージを持ってはじめて、”ダントツなレベル”を達成できる。』のだそうです。

自分自身を解放するには、突き抜けたセルフイメージが大切なんですね。

しかし、一方では

「自分自身のことを好きになれない（自己嫌悪）」の人は少なくないそうです。

「私って、駄目な奴だよなぁ」

「なんて、私は意地悪なんだろう」とかですね。

自己嫌悪に陥っていると、潜在意識として自分を許すことが出来なくなるようです。

「どのくらい他人を受け入れることができるか？」ということと、

「どのくらい自分のことを受け入れているか」ということは、正比例する、のだそうです。

私も、自分自身のいやな部分があり、

それが直視できず自己嫌悪になり苦しんでいました。

ある書籍に、
（本棚の一冊ですが、探し出せません。悪しからず・・）

「自己嫌悪を脱する方法は、

”私にはこんな一面もあるんだよなぁ”と自己受容すること」

と紹介されていました。

「私は、こんな場面になると怒ってしまう一面がいるんだよなぁ」とか

「俺って、○○さんの言葉には、すぐにむきになっちゃう自分がいるんだよなぁ」などですね。

私自身も自己受容するようになって、少しだけ気持ちが軽くなった様な気がします。

もうひとつは、神田昌典さんの心がけ

「人の批判をせずに、自分を笑う」

を思い出して、無理にでも笑って自分自身を強制終了する、

も結構、私には有効な手だと感じています。

みなさんのセルフイメージは、どんなものなのですか？

みなさんの自分を好きになれる方法があったら、教えてください。