小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2009.06.28
小池 康也
Yasunari Koike
最近の記事で「6月ボーナス危機説」を目にします。
みなさんは、ご覧になられたでしょうか?
不況のため住宅ローンの返済に行き詰まり、
マイホームを競売で失う人が増えている。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が08年度に
競売にかけた住宅は記録のある02年度以降で最多となり、
東京、大阪、名古屋の各地裁の競売件数も急増。
夏のボーナス大幅カットでローン破綻(はたん)が続出する「6月危機説」もささやかれている。
6月3日 朝日新聞より
いやはや、いやな感じです。
要は、昨年からのリーマンショックを発端とする”100年に一度の大不況”で、
ボーナス併用払いを利用している住宅ローン利用者が、返済できずに
過去最大級の返済行き詰まりが起きるのではないか・・というもの。
記事によれば、北関東を中心とする製造業関連が心配される、とのこと。
住宅の仕事するものとしては、もちろん、現在ローン返済中の
自分の事としても、他人事ではないおはなし。
最近でこそ「毎月払いだけで計画したい」という方もおられますが、
つい数年前までは、ボーナス併用払いは、当たり前。
30年間と言う長期の予定が分かるのは、神様だけ。
バブルの頃に、誰が予想した!って、思います。
今回入院して想いましたが、景気だけではなく、
怪我や病気、家族の状況によっても
家計は一変してしまいますよね。
では、どうするか?
これは、金融機関と相談して、返済方法、返済期間などを変更するなどの
リスケ(リ・スケジュール)をする、ということになります。
かく言う、私も金融機関とリスケ交渉中。
これが、金融機関の担当者の対応が結構違います。(数人とお話した実感)
恐らく、まだマニュアル化されていないようで、
「担当者のスキル(経験値)と、成績にならないけど頑張ってくれる担当者の人柄による」
と、勝手に感じています。
”家を修理する”ことだけがアフターサービスではなく、
「世の中の変化への対応」のお手伝いをすることこそ、
これからの本当のアフターサービスかも・・、と感じた次第です。
それにしても、この10年の激変ですまいを取り巻く環境も激変しました。
ダーウィンの「変化に最も対応できる生き物が生き残る」を、思い出してしまいます。
こんな時代だからこそ、プロフェッショナルとしてのお手伝いが期待される、と思います。
日々、進化ですね。
みなさんは、どのように感じられますか?
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