小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2009.09.16
小池 康也
Yasunari Koike
突然ですが、「シンプル族」って、聞いたことありますか?
シンプル族とは、消費社会研究家の三浦展氏が
「モノをあまり消費しない」30代以下の新しいライフスタイル&消費傾向を説明した造語。
日本経済新聞の記事によれば、
「20代を中心にした各種の調査」では、
・2007年の海外旅行者は282万人。11年前の6割に減少!
・2005年の自動車保有率は54%。12年前の10%マイナス!
・「テレビは見ない」、「結婚式は地味婚」と、
シンプル族の「モノを消費しない」傾向は、
バブリー族の我ら世代とは明らかに違って、かなり堅実なライフスタイル。
う~ん、”立派な自動車に乗って、海外旅行に出かけるバブリー族”は、過去の遺物で、
エコロジー&ロハスな世代には、「あの”派手好き”なおじさま&おばさま世代」と
映るのかもしれません・・。
さらに、シンプル族の定義とは、
①モノをあまり消費しない。 ②手仕事を重んじる。 ③基本的な生活を愛する。 のだそう。
さらにさらに、「シンプル族の実態」として
「自然なものがすき」、
「生活の細部までこだわる」、
「文化や歴史を感じさせるものがすき」、
「職人が好き」、
「自分にとって”ちょっと不足”な暮らしが快適」、
「自分が見える範囲でシンプルに暮らしたい」 ・・・etcと紹介されています。
私たちも、皮ふ感覚として感じる、と思いますが、
より顕著になったのが「シンプル族世代」ってこと。
と、こんなことを長々投稿しているのは、理由があって
家内が専門学校で住居学の非常勤講師をさせてもらって、
「イマドキの若者は、本当に自然素材が大好き。意外で驚いた。」との話題を、思い出したから。
これからの新しいライフスタイルを創り出していく20代の方々にとっては
『自然素材』、『手仕事』、『道具』、『エコでナチュラル』が、心地よいすまい、ってことになります。
さて、「シンプル族」と「史上最高の空家率」をあわせて考えると、
これから必要になる『すまいのかたちが』見えてくるような気がします。
みなさんは、どのように感じられますか。
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