以前読んだ文章で印象的な一節。

『　感じるマネージメント　』
（リクルートHCソリューション）

夫婦関係のあり方には、face to face『向かい合う』と
side by side『隣り合う』の２つがあります。

恋愛をしているとき、その二人はしばしば
face to faceの関係になります。

お互いを見つめあい、お互いの魅力を見つけあって
それに感動し、気持ちが高まる。

しかし、いつまでもこの関係のままでいると何が起こるか。
見つめあっていれば欠点もまた見えてくる。

欠点は見つめれば見つめるほど大きくなっていく。

夫婦関係を幸せなものにするためには、
side by side『隣り合う』の関係が大切です。

”はるかな地平線のような憧れに向かって、
並んでいく関係”です。

歩いていきながら、ときどき互いを見つめあい、
そしてまた前を向いて歩いていく。

その関係の中で、互いの違いは
制約ではなく、力に変わっていきます。

ここでは、
「マネージメント」として組織論として展開されています。

男女関係だけでなく、
同じ目的に向かっていく組織、同僚、チ－ム、友人・・ｅｔｃ
全てに当てはまる、と感じます。

タリーズコーヒーを日本に広めた松田公太さんが、
目標と目的の違いについて

「”目標”は、あくまで”目的”を達成するまでの道標。
”目的”とは一本の矢が指す「的」のことで、一生かけて目指す場所。

逆に”目標”は、思い描く場所にたどり着くために、
一つひとつ通り過ぎる”道標”のようなもの。」

と、話されていました。

同じ目的に向かっていく組織、同僚、チ－ム、友人・・ｅｔｃ

時間が経つと共に、”目的を共に出来る”としたら、
それ自体がもっとも幸せなこと、と感じます。

皆さんは、どのように感じられますか？