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『住宅プランの法則~LD編~』

2012.01.30

小池 康也

Yasunari Koike

住宅をプランする場合は、
皆さんはどこから決めていきますか?

LDKのゾーニングについては、
以前もこのブログに

『デザインのルール~”筋を通さない”と、落着かない~』

『 デザインのルール~筋を通さないと落着かない②~ 』

と記事を書いていますので、
そちらもご覧になってください。

さてまずプランニングは、
建物と外部空間の関係を考えます。

これはものすごく重要なことなのですが、
あまり検討されていない様です。

「プランだけ作って、残ったところが庭」って感じですね・・。

配置計画の提案図をみても、
庭には馬鹿でかい芝生が描かれている・・、
とか目にされると思います。

実際には、
「アプローチの庭」「見せる庭」「作る庭」「遊ぶ庭」・・など
視線と借景なども考慮することが必要で、
内部と外部空間はきっても切れない
関係があります。

内部のゾーニングでは、
①玄関の位置

②いちばん良い場所にLD

を中心に内部のコア空間
と全体のゾーニングを決めていきます。

今回のお題である
リビングルームというと、
以前は、ただ大きな部屋を用意すればよかった、と思います。

しかし、
実際は大きいだけの部屋はあまり快適ではなかった、と思います。

さて、なぜか・・!?

一言で言うと、
LDKの生活シーンが想定されていないために
「家族同士の適当な距離感がなかった」のが理由だと思います。

リビングで家族全員が同じことをする(テレビを見るなど・・)って、
実際は、結構なストレスですよね。

そのうち子供たちも、空気の重さに気が付いて
自分の部屋に行ってこもってしまう・・。

それよりも、
そこそこの大きさのLDKだけど、いろいろな演出がされて
気配は感じるけど、家族それぞれが好きなことをしている・・、

お父さんは、ソファーでテレビを見て、
お母さんはパソコンコーナーで友達のブログを読んでいる、
お兄ちゃんはダイニングテーブルで宿題をやって
妹は床に座って、ゲームをしている・・・、

そんな距離感がLDKには必要だと思います。

そんな背景から、最近のLDKでは
ダイニングとリビングを雁行させてみたり、
リビングにパソコンコーナーを作ってみたり、
という演出がされていると思います。

このゾーニングはかなり定着してきましたが
一歩すすんで、LDKにはしっかりとした裏が必要と思います。

これは、次回のお題にして投稿します。

小池 康也

Yasunari Koike

趣味:

ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること

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