今回は、社員スタッフへの投稿です。
SNSで新建ハウジング 三浦祐成社長が、「一倉定の経営心得」をご紹介されていたのを専務から教えてもらいました。
前回の投稿「整理・整頓・清潔・清掃」と環境整備に関連する部分があるので、紹介します。
一倉定の経営心得【環境整備】26P
『 環境整備には、いかなる社員教育も、どんな道徳教育も足下にも及ばない 』
環境整備は、これを行った人々の心に革命をもたらす。
「いかなる社員教育も、どんな道徳教育も、足下にも及ばないものだ」というのが私自身でイヤという程思い知らせられていることである。(中略)
武芸でも芸事でも、大工でも左官でも丁稚(でっち)奉公でも、いやしくも、それが大切なことである限り、水汲み、薪割りなどとならんで、
修行の第一歩は常に【掃除】だった。
昔の人は、この掃除がいかに重要であるかを、
すなわち、これをやらなければ人間形成は出来ないことをよく知っていたのだ。
一倉定の社長学 第1巻「経営戦略」より
一倉 定(いちくら さだむ、1918年4月-1999年3月)は群馬県出身の経営コンサルタント。5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる。経営コンサルタントの第一人者とされ、苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」との異名を持つ。”ダメな会社はTOPがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな”が基本方針。Wikipediaより
掃除をすると、気持ちがさっぱりするのは経験済みだと思います。
社内でも現場でも、整理整頓して隅に寄せて、
平行垂直にものを置くと、
その場には不思議な清潔感のオーラ雰囲気が漂い、
気持ちが清らかになることも経験値として、スタッフ皆さんは知っていると思います。
職人の世界だって挨拶は最も重要だといわれていますし、柔道、剣道などの武道もすべて礼に始まり礼に終わっています。
一倉先生も「昔の人は、この掃除がいかに重要であるかを、すなわち、これをやらなければ人間形成は出来ないことをよく知っていたのだ」
と書かれています。
まずは、掃除と挨拶は最も大切です。そんなことは、子供だって大人だって、日本人なら全員知っています。
しかし、世の中で出来ていない人・会社が多いとも思います。
こんなことを発信している私自身だって、気持ちを緩めた瞬間に、挨拶を怠る、掃除をさぼってしまう自分が常にいます。
だからこそ、私たちFreedom-Designは、自分たちの人間形成のための「挨拶」「清掃」を大切にしていきます。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること