今日は、前回話題にした「心理的安全性の作り方」本の続きです↓↓↓
はっとした部分がありました。
そちらをピックアップします。
◾️イヤな気持ちを受け入れ、味わう
結局、何か条件が満たされれば、いつか苦痛などなく、【イヤな気分が完全に追い出せて、良い気分でいられる幻想】を捨てなければいけません。
そして、「人生には苦痛があることがノーマル」だし、「ビジネスでは、大変なことが起きることがノーマル」だという事を、心底受け入れ、理解していくことが重要です。
この様に、ありもしない幻想(いつもずっとイイ気持ちでいられる)にしがみつくのではなく、地に足をつけ、前を向くために諦めること、そして「受け入れ」を始めることを「創造的絶望」と言います。(中略)
結局「受け入れ」は、【人生の全ての体験にYESと言える】かどうかなのです。
■それは、ちょうど良かった
トラブルが起きた時こそ、心理的安全性の「助け合い」がチームにあることが重要です。
事件が起きたときは「それはちょうーど良かった」と、とりあえず唱えることをおすすめしています。
まずは、自分自身がこれを唱えてみる。
■役に立たない正論をぶつける
心理的な柔軟性が足りない時、ついトラブルに際して、自分の嫌な気持ちへの対処を優先してしまい「役に立たない正論」を部下やメンバーにぶつけ、チームの心理的安全性を下げてしまいます。
むしろ「仕事をしているうえでトラブルは起きる。特に正解のないこの時代において、トラブルや予想外が起きることは、単なるビジネスの前提に過ぎない。それを楽しもう!」という姿勢がおすすめです。
このお話は、実に自分のパニックになった際の気持ちの移り変わりを表現していると感心しました。
まだ、自分に余裕がある時には、予定外のことや、事件なども受け入れることが出来ます。
しかし、
キャパシティぎりぎりの際に、事件や突然の悪い報告などがあると受け止めきれずに、一杯になって「役に立たない正論」ぶつけるなど自分自身も経験があります。
この本を読んでから、
いつもと違う雰囲気で正論をぶつけている情景(周囲の人、自分自身)にあった時は、「ああ、今ちょっと余裕ないんだね」と客観視出来る様になりました。
これは、大きな収穫でした。
「まずは自分の感情を受け止めて味わう」⇒「それはちょうーど良かった」とうそぶいてみて、⇒「単なるビジネスの想定内の事件。だから楽しもう!」と考えて毎日を乗り切ります!
という、お話でした。
趣味:ソシアルダンス、パーソナルジムで筋トレ、レイトショーで一人映画鑑賞、美しいものを眺めること