小池 康也
Yasunari Koike
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工務店の不都合な真実｜Freedom-design
2022.01.26
今日の話題は、【工務店の不都合な真実】です。
◾️ブログ内容を同業者に驚かれる
うちの会社の超大切にしているルールは、「嘘つかない」。
だから、お目にかかる同業者さんから「良くそんなんブログに書きますね〜！」の様に驚かれます。
以前だと「工期遅れています、すいません」とか「掲示板の投稿について真剣に答える」なども、驚かれました。
自分の中では、特別ではありませんでしたが、その様に評価を受けることに、ある意味驚きました。
みんな都合悪いことは、極力言わないんだなあ。
今日も、そんな類の業界の話題だと思います。
◾️そもそも、工務店の仕事とは？
注文住宅の究極は、
「設計図通りのものを、約束通りの品質で、約束通りの工事スケジュール(工期)で、約束通りの金額で作ること」です。
言わずと知れた、スーパーシンプルな内容ですが、設計施工となるとこれが中々に難しいハードルがあります。
最近だと、ウッドショックや物不足によって、契約時の価格を守る、工期を守る、さえも難しい時代となってしまいました。
3年前には、想定外の事実ですよね。
◾️工務店の半分以上は、赤字です^^;
会計事務所グループTKCでの「経営指標速報版」によれば、「工務店の黒字率は、45.3%」ですから、実際のところ、半分以上は赤字工務店なんです^^;
これも、不都合な真実の一つだと思います。
でも、「お客様の喜ぶ顔がごちそう＋物作りが楽しい」良い仕事なので、みんな頑張る💪のですね。
住宅の場合、他の業界と違って、長期のアフターメンテがあるのですが、これも会社体力ないと継続が難しくなります。
◾️この先、木材は下がるのか？
現在では、ウッドショック木材高騰🪵、あとは、金属系材料高騰、樹脂系材料高騰、などが続いています。
商社の方と話すと「鉄の価格は、1年前の約1.8倍」だそうです❗️
これは、鉄不足が叫ばれた北京オリンピックを凌ぐらしいので過去最高の値上がりですね💦
半導体不足ももちろんですし、高騰もしています。
恐らく、40坪規模でウッドショック前とは、どの住宅会社も坪単価10万円は上昇していると思います
(それ以上かもです)。
今後モノの値段は、下がるのか？
多分下がらないと思います。
世の中のもので、値段が下がるのは見たことないですよね。
そこでやる会社は、価格破壊と打ち出すますが、いずれ長くは続きません。
◾️長期の値下げ圧力の反動
このウッドショックも、40年間価格据え置きされて来た製材業界からすれば、
「値段を下げる理由が無い」と言っているそうですが、いじめられてきたんだから、その辺分かってよ！と気持ちの様に思います。
長々と書いてきましたが、
実は「品質管理の不都合な真実」を書こうと思っていましたが、全然違う方向になってしまいました。
その辺は後日upします。
◾️まとめ
とにかく、
現在検討中の方は、早く決めてスタートしたほうが、有利になります。
デフレの時代は、待つ方が有利ですが、
現在は待っている方が不利な時代に入っています。
工務店も、お客様を思ってギリギリで頑張っています。
ですから、どんどん進めて行きましょう！との結論です。また、書きます。
おわり
