小池 祥子
Sachiko Koike
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BLOG
2007.09.29
小池 祥子
Sachiko Koike
先日のブログで、家族全員でお世話になっているO歯科の待合室を
アップさせていただいたところ、とても反響がありましたので、続編です。
私が仕事で関わったわけではなく、単純に行きつけの歯医者さんという
だけなところが、ミソですが。。。
でも、仮に先生が施主様ということになると、大口開けたり、
グーグー寝てもいられませんから、良いのデス。ハイ。
ホテルのラウンジ風ですよ。
子供の治療を待っていても、苦になりません。
待合付近には、2つのトイレがありますが、女性専用のトイレのほうが
たっぷりと広いのがGOODです。大事です。トイレ。
私も好んでプランに取り入れる間接照明ですが、
電球色の蛍光灯をセレクトすることが多かったのですね。
”白さ”を美しく出したいクールな空間には、色温度の高い、
昼白色の蛍光灯も良いもんだなあと、体感させていただきました。
ひそかに、ミラーの裏など、覗いて、「フムフム、このメーカーのランプね。」
とか、「納まりはこうしてるのね。」などど、個室に長居させていただいてます。(笑)
手洗いコーナー。
あまりにマヌケに、ミラーに自分が映っていたので、正面画像を。
週刊誌などは皆無です。
こういう箇所の書籍のセレクトは大事です。
そこのイメージにとっても反映していきます。
美容院などもそうですよね。
ターゲットにする客層に反映してきますよね。
私は、普段買っても読めずにいる雑誌をコチラで、熟読!
こちらの設計をされたデザイナーの方は、「こういうのは置かないで下さい。」
のような指示を、きちんとだして、チェックなさるのだそうです。
ココが難しいのです!
個人邸では、住み始めてからは、住む方の”色”にそめていって
よい意味での生活感が出ることが味わいにかわると思うのですが、
(ときどき、「あ・・・。」と思うこともありますが。)
店舗でも確かに同様ではありますが、ちょっと違います。
店舗はそこで営業行為が行われ、売上に反映する空間です。
デザインする側は、客層のターゲットや、トレンド、客の求めている空間を
トータルでイメージで考えていますから、細部まで吟味して、
来店者の満足度を計算するわけです。
一見傲慢な印象も受けるかもしれませんが、小物一つにいたるまで、
空間に関わったものとしては責任をもっているということです。
角度や、配置一つでも、見る方の印象は違いますから。
なぜ、こんなに力説してしまったかというと、
O歯科のデザイナーの方のように、私も毅然と言ってみたい!!
と思っている自分がそこにいたからです。
学習しました。
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