小池 康也
Yasunari Koike
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BLOG
2007.04.24
小池 康也
Yasunari Koike
前回の記事に続いて、
今回は、たまたま「母親」についてです。
今週、誕生日だったのですが、
数ヶ月前から「母にお礼の電話する」と決めていました。
そもそもは、
「誕生日はお祝いする日」ではなく、
「自分を産んでもらったお礼をする日」と聞いたからです。
少し紹介すると、
「永六輔さんが本で書かれていた話」だそうです。
永六輔さんは、映画評論家の淀川長治さんと誕生日が同じだったそうです。
ある年の誕生日に、著名人・芸能人の仲間数人と集まって
パーティーをすることにし、淀川さんを招待しました。
すると淀川長治さんは、次のように答えました。
「誕生日は、母が陣痛の痛みに耐えて私を産んでくれた日です。
私を産んでくれた母に感謝する日なので、母といっしょに過ごしたい。」
誕生日は「自分が生まれた日」と思っていましたが、
視点を変えれば「母親が自分を産んでくれた日」でもあるし、
「母親が陣痛に耐え抜いてくれた日」でもある。
この話を聞いて、
正直言って、少し驚きでした。
帰って、このことを家内に話すと、
「私も、子供の誕生日を迎えるたびに、
すごい痛みの中で、○年前にこの子を産んだのだ、といつも思うよ。」
と聞いて、更に母親の想いを知りました。
「自分も誕生日に、お礼を言おう」と決めましたが、
実際に母に電話してみると、なかなか照れくさくて話し出せません。
母親からは、「一体どうしたの!?」と聞かれて、
「いや~、・・うん、・・ あのさ~」などと詰まりながらもお礼を言うと、
「うん、うん・・・」と聞いてくれました。
電話を切った後は、何だか感謝の気持ちでいっぱい、になりました。
そもそものきっかけは、
100万部のベストセラー『鏡の法則』を読んでから。
「自分が素直になれる本」だと思います。
まだ読まれていない方には、おすすめの1冊です。
今年の私の目標は『全てのことに感謝する』ですが、
本当に、『まだまだ程遠い』と、感じる毎日です。
改めて、みなさんへ感謝の気持ちを忘れずに毎日を生活したい、と思います。
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